カテゴリ「Burgundy」の記事

アジア系ショウジョウバエ~ブルゴーニュからの報告 12 Nov 2015 2015年11月12日 以下の記事は2014ヴィンテージに関するものであり、私が今ブルゴーニュで忙しくテイスティングしている2015ヴィンテージの、誰もがワクワクしながら収穫したものについてではない点に注意してほしい。だが2014のブルゴーニュは間もなく我々の手元に届くことになるし、高品質の2014白の中には既に流通しているものもある。そのため昨年の異常事態に関する記事を再掲するのが適切だと考えた... (続きを読む)

オーストラリアのピュリニー 10 Oct 2015 この記事のやや短いバージョンはフィナンシャル・タイムズに掲載されている。160本に及ぶ最新のオーストラリアワインに関するテイスティング・ノートも参照のこと。 先日華麗な名を持つブリス・ド・ラ・モランディエ(Brice de la Morandière)に会った。彼は親戚で惜しまれつつ亡くなったアンヌ・クロード・ルフレーヴからあの世界的に有名なピュリニー・モンラッシェのドメーヌ・ルフレーヴのかじ取り... (続きを読む)

マスター・オブ・ムルソー 3 Oct 2015 この記事の短いバージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。詳細なテイスティング・ノートは「Coche v Lafon」参照のこと。 ブルゴーニュの白ワインの村、ムルソーには卓越したヴィニュロンが増えているが、その二大巨頭と言えばコシュ・デュリとコント・ラフォンだろう。 ドミニク・ラフォンは様々な意味で、特に彼の世代としては最も知られたブルゴーニュ大使と言えよう。彼はこの村で最も神の祝福... (続きを読む)

2005ブルゴーニュへの冷静な対応 29 Aug 2015 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。私がこのボーヌで有名なオテル・デューの写真を撮ったのはニュイのテイスティング後のツアーでのことだった。私は下の写真にあるオスピス・ド・ボーヌのベッド(もちろん今は使われておらず、その役割は近代的な病院が担っている)に横になってみたくなった。熟成の評価を伴うテイスティング・コメントについては「Burgundy 2005s revis... (続きを読む)

ブルゴーニュ 2005 ~旬のマーケット 27 Aug 2015 2015年8月27日 今回は2005ブルゴーニュを早い時期に評価した2007年初頭の記事を、次に公開するここ数か月で行った66アイテムに及ぶテイスティングに基づいたテイスティング記事「Burgundy 2005s revisited」の背景として再掲する。また、このヴィンテージの現在の状態に関する総論は無料記事である「2005ブルゴーニュへの冷静な対応 ( Keeping cool with 20... (続きを読む)

ニュージーランドのトップワインv.s.ブルゴーニュの白 30 May 2015 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズに掲載されている。 様々なクメウ・リヴァーのシャルドネおよびブルゴーニュ白のトップワインについての詳細なテイスティング・ノートも参照のこと。 先週、ニュージーランドが最も誇りに思うべき白ワイン用品種はソーヴィニヨン・ブランではなくシャルドネであるという私の主張が正しかったことを証明する機会を得た。この20年間でニュージーランドは北島、南島共にソーヴィ... (続きを読む)

ジョセフ・アンリオ死去 30 Apr 2015 洞察力に優れたジョセフ・アンリオが月曜に79歳で亡くなったという知らせが今届いた。いつも粋で上品だった彼はシャンパーニュとブルゴーニュの歴史に大きく関ってきたが、彼の(自身のアンリオブランドに集中する以前の)ヴーヴ・クリコのトップとしての能力はLVMHがニュージーランドのクラウディ・ベイと西オーストラリアのケープ・メンテルを獲得するために発揮され、このことが間違いなく、世界のワイン取引地図を塗り替... (続きを読む)

メゾン・ルロワの60年 25 Apr 2015 これはフィナンシャル・タイムズに掲載した記事のやや長いバージョンである。 詳細はtasting notesも参照のこと。 私は日差しのこぼれる日曜日の朝ボーヌの駅に座り、この記事を書いている。私の血管を今流れているのは、血液よりも1955のブルゴーニュの比率が多いに違いない。昨夜はブルゴーニュで最も才能あふれるヴィニュロンがワインを選び、そして作るというキャリアを選んでから60年を祝うひと時だった... (続きを読む)

アンヌ・クロードを失ったブルゴーニュ 7 Apr 2015 この種の記事は私が最も苦手とするものである。私にとって、アンヌ・クロード(Anne-Claude)ほど強く、影響力のある女性が50代でこの世を去ることは考えられないことである。なのに昨日の朝、彼女の家族である夫のクリスチャン、娘のマリーヌ(Marine)とシャーロット(Charlotte)は病院のベッドを囲み彼女に別れを告げたのだ。 アンヌ・クロードは世界的に有名なドメーヌ・ルフレーヴ、ピュリニー... (続きを読む)

ボルドー 2007~魅惑的と言うには程遠く 28 Mar 2015 この記事の別バージョンがフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。全テイスティング・ノートと2007ヴィンテージに関する2009 reportも参照してほしい。 ここのところ、おそらく2,3年の間だろうか、レストランのワインリストからワインを選ぶ際、その価格設定が強気すぎないと思えるヴィンテージは2007だった。2007の赤も白も、ブルゴーニュは現在飲むのに非常に心地よい。最高級の物を除けば現在... (続きを読む)

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