カテゴリ「マーケティング」の記事

シャンパーニュ~詳細求む 4 Apr 2015 これはフィナンシャル・タイムズに掲載された記事のロング・バージョンである。詳細なテイスティング・ノートは「Current champagne vintages」を参照のこと。 私は長年とても不思議に感じていることがある。我々が購入する中でも最も高価な部類に入るワインがベイクドビーンズの缶詰よりも「いつ作られて、何が使われているのか」という情報に乏しいにも関わらず、当たり前のように販売され続けている... (続きを読む)

ワインの好みはどう進化してきたのか~TT 19 Feb 2015 TT:木曜特別シリーズの意。最近の事例に関連のある過去の記事を再掲するコーナーです。 2015年2月19日 以下の記事は2001年の年末に公開されたもので、パープル・ページが誕生してすぐのことだ。今週はチリワインの最近の変化について注目してきたので、この国の状況(もちろんワインのスタイルについても)を14年以上前にまとめた記事を再掲するのも面白いと考えた。写真は1940年代にチリのウワソ(訳注:チ... (続きを読む)

東へ流れるEUの補助金 3 Jan 2015 「いいワインを作ることは始まりに過ぎません。それを売ることのほうが問題なのです。」フィレンツェにあるビジネス・ストラテジーズのシルヴァーナ・バッロッタ(Silvana Ballotta)は言う。それは彼女自身の実感だろう。 一般的な、また私自身の公正な視点から見て、ヨーロッパ以外のワイン生産者の不満は、EUの生産者たちが甘やかされている、ということだろう。彼らは最低価格を保証する補助金をもらい、低... (続きを読む)

ワインの女性化 13 Dec 2014 この記事はフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 女性のワインへの関わり方は男性と違うのだろうか?私は強くそう感じている。少なくとも消費者としては大いに違う。実際ワインに関して私自身は男性的になりたいとは思わない。車やスーツの着こなし同様、ワインも社会的なレッテルの重要な判断要素になっているように思われるからだ。社会では男性はワインを知っていることが前提になっており、ワインについて失敗をする... (続きを読む)

最高の白、最高の酒精強化酒 5 Dec 2014 このリストよりやや少ないものがフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。先週の「最高の赤 (原文)」のリストの続編である。 ここに示す白ワインおよび酒精強化酒は全て最近私が20点満点中17点以上を付けたものである。今回はあえて甘口と酒精強化酒を辛口ワインと分けずに並べている。これは読者の皆さんに前者もぜひ楽しんで欲しいという願いを込めてのことだ。数週間以内にスパークリングのお勧めもまとめる予定で... (続きを読む)

次のブームはバローロが来るか?~TT  4 Dec 2014 TT:木曜特別シリーズの意。最近の事例に関連のある過去の記事を再掲するコーナーです。 2014年12月4日 木曜特別シリーズとして今回はバローロ2010に関する記事を、最近公開した史上最大のテイスティング・ノート、昨日掲載されたバローロ2011に関するウォルターの楽観的なレポート、月曜に公開予定の「バローロ2010ナイト」でのテイスティング・ノートを考慮して再掲する。 2014年4月12日 これは... (続きを読む)

最高の赤 29 Nov 2014 この記事のやや短いバージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 3回連続*で素晴らしいワインを紹介するコーナーの第1回目は、ここ数か月の間に私の舌を虜にした最高品質の赤ワインを20本紹介する。最も安価な1本を除いて私は20点満点中少なくとも17点、ほとんどはそれ以上を付けている。(私はかなり意地悪な採点をするので、1級シャトーでも18点がつけばラッキーである)。季節柄、入手の容易性とい... (続きを読む)

中国事情~ワインは減少、ワインフェアは増加 11 Nov 2014 私のインボックス(Inbox)に入る情報が確かだとするならば、中国で有望なワインフェアが開催されない週は年間でほとんどないと言える。これらの開催地のほとんどは香港か上海だが、ソペクサのSIAL、ヴィニスッド(ViniSud)、トップワイン(Topwine)の中国版はこれまでけして成功を収めたとは言えない。一方、ヴィネクスポ(Vinexpo)はそのアジア版の実績をコツコツ重ねており、デュッセルドルフ... (続きを読む)

セント・ジェームズのワイン商 8 Nov 2014 これはフィナンシャル・タイムズに掲載された記事のロング・バージョンである。 私は年に2、3度、バッキンガム宮殿の地下でイギリスで最も歴史のある二つのワイン商の責任者たちと共に女王陛下のセラーのワイン選定のため半日を過ごすことがある。その二人はジャスティリーニ&ブルックス(Justerini & Brooks)のヒュー・ブレア(Hew Blair)と、ベリー・ブラザーズ&ラッド(Berry ... (続きを読む)

カリフォルニアの魅力、イギリスで再び開花 1 Nov 2014 この記事はフィナンシャル・タイムズに掲載されているもののロング・バージョンである。 イギリスでは世界で最も幅広い品揃えの中からワインを選ぶことができるというのがワイン愛好家の自慢であり、これは我が国の輸入貿易の歴史の賜物であると言える。しかし、ポンドがドルよりもはるかに強かった1980年代以降長いこと、イギリスのワインショップの棚やワインリストから非常に重要なカテゴリーが消えていた。カリフォルニア... (続きを読む)

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