カテゴリ「マーケティング」の記事

セント・ジェームズのワイン商 8 Nov 2014 これはフィナンシャル・タイムズに掲載された記事のロング・バージョンである。 私は年に2、3度、バッキンガム宮殿の地下でイギリスで最も歴史のある二つのワイン商の責任者たちと共に女王陛下のセラーのワイン選定のため半日を過ごすことがある。その二人はジャスティリーニ&ブルックス(Justerini & Brooks)のヒュー・ブレア(Hew Blair)と、ベリー・ブラザーズ&ラッド(Berry ... (続きを読む)

カリフォルニアの魅力、イギリスで再び開花 1 Nov 2014 この記事はフィナンシャル・タイムズに掲載されているもののロング・バージョンである。 イギリスでは世界で最も幅広い品揃えの中からワインを選ぶことができるというのがワイン愛好家の自慢であり、これは我が国の輸入貿易の歴史の賜物であると言える。しかし、ポンドがドルよりもはるかに強かった1980年代以降長いこと、イギリスのワインショップの棚やワインリストから非常に重要なカテゴリーが消えていた。カリフォルニア... (続きを読む)

ネイキッド、再び。 25 Oct 2014 この記事はフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 ネイキッド・ワインズ(Naked Wines)ほど評価が真っ二つに割れるワイン業者はないだろう。創立6年のこの型破りなオンライン業の顧客は、さながらセラー・トラッカー(Cellar Tracker;訳注 世界最大級のワインの口コミサイト)の縮小版のような数千にもおよぶワインのレビューから判断する限り、少なくともネイキッドを気に入っているようで... (続きを読む)

この記事はフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 ローラン・ラヴァンテュルー(Roland Lavantureux)はシャブリで小さなドメーヌを経営し、所有するシャルドネを育てるだけではなく、自分たちで作ったワインの瓶詰めまで行っている。彼は最近、今セラーにあるボトルの栓を全て抜き、中身だけをネゴシアン(購入したブドウやワインから製品を生み出す人々)にバルクで売り払ってしまう方が儲かることに... (続きを読む)

この記事はフィナンシャルタイムズにも掲載されている。 自然派ワインの話を好んで書くイザベル・レジェロン(Isabelle Legeron)が、今週末のフィナンシャルタイムズに珍しく「フランスのマスター・オブ・ワイン」という記事を書いていた。マスター・オブ・ワインの数が極めて少ないのは少しも不思議なことではない。なぜならその悪名高き堅固な守りを固めた試験をパスするためには世界のワインをくまなく知らな... (続きを読む)

卒業生諸君! 26 Jul 2014 この記事のショート・バージョンはフィナンシャルタイムズにも掲載されている。 この時期、多くの卒業生諸君は苦労して手に入れた学位をどう生かそうかと考えているに違いない。特定の職種に空きがあるかどうかをここで示すことはできないが、ワインの世界が君たちのスキルを必要としているということは断言できる。 理系を卒業した君たちはワインに関する多くの根本的な疑問が未解決だという事実を知っているだろうか。例えば、... (続きを読む)

ワイン1本の本当の値段 9 Jun 2014 (訂正14 June 2014) 当サイト読者の鋭い指摘に答えて、ワイン・アンド・スピリッツ・トレード・アソシエーション(WSTA)のウィリアム・ボヤックがメッセージと共に訂正した図を送ってくれたので掲載する。「WSTAとして訂正させていただきます。細部まで目の行き届く読者のご指摘通り図に誤りがあり、VAT(付加価値税)が原価ではなく売価を元に計算されておりました。一方、関税率は一律なので変更はありません。訂正した図をお送りいたし... (続きを読む)

アメリカの台頭と中国の衰退 14 May 2014 長いこと予測されてきたとおり、昨年アメリカがフランスを抜き、ワイン消費量のトップに躍り出た。昨年は世界のワイン消費が全体的に低下したが、これは主にヨーロッパの主要ワイン生産国で継続的にワイン消費が低下していることに由来する。一方、アメリカ人は2013年、2012年に比べて0.05%(145,000ヘクトリットル)多くのワインを購入し、その合計は29,145,000ヘクトリットルとなった。しかし、... (続きを読む)

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