カテゴリ「ヴィンテージ情報」の記事

2014 ブルゴーニュ、にじみ出す魅力 9 Jan 2016 ピエール・イヴ・コラン・モレ(Pierre-Yves Colin-Morey)は今頃一年で唯一の休暇から彼の職場である無双の白のブルゴーニュの入った樽と丁寧に手入れされた畑の中に戻っている頃だろう。彼は毎年夏に1週間、家族と共に自分の拠点であるシャサーニュ・モンラッシェを離れるようにしている。「でも実際には本当の休暇とは呼べないんです。僕はずっと天気予報をチェックしているし、収穫作業をしている人た... (続きを読む)

ローヌ 2014はヴィオニエの年 2 Jan 2016 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。全ての記事やレビューへのリンクは「Rhône 2014 - a guide」を参照してほしい。 若きステファン・オジェ(Stéphane Ogier)は、この上なく急峻なコート・ロティの畑が見下ろすアンピュイのすぐ南に新しく出来上がった光輝くワイナリーを見渡していた。彼のタンク、樽、ボトルに入っているものはそのコート・ロティから生... (続きを読む)

アジア系ショウジョウバエ~ブルゴーニュからの報告 12 Nov 2015 2015年11月12日 以下の記事は2014ヴィンテージに関するものであり、私が今ブルゴーニュで忙しくテイスティングしている2015ヴィンテージの、誰もがワクワクしながら収穫したものについてではない点に注意してほしい。だが2014のブルゴーニュは間もなく我々の手元に届くことになるし、高品質の2014白の中には既に流通しているものもある。そのため昨年の異常事態に関する記事を再掲するのが適切だと考えた... (続きを読む)

マスター・オブ・ムルソー 3 Oct 2015 この記事の短いバージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。詳細なテイスティング・ノートは「Coche v Lafon」参照のこと。 ブルゴーニュの白ワインの村、ムルソーには卓越したヴィニュロンが増えているが、その二大巨頭と言えばコシュ・デュリとコント・ラフォンだろう。 ドミニク・ラフォンは様々な意味で、特に彼の世代としては最も知られたブルゴーニュ大使と言えよう。彼はこの村で最も神の祝福... (続きを読む)

2005ブルゴーニュへの冷静な対応 29 Aug 2015 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。私がこのボーヌで有名なオテル・デューの写真を撮ったのはニュイのテイスティング後のツアーでのことだった。私は下の写真にあるオスピス・ド・ボーヌのベッド(もちろん今は使われておらず、その役割は近代的な病院が担っている)に横になってみたくなった。熟成の評価を伴うテイスティング・コメントについては「Burgundy 2005s revis... (続きを読む)

ブルゴーニュ 2005 ~旬のマーケット 27 Aug 2015 2015年8月27日 今回は2005ブルゴーニュを早い時期に評価した2007年初頭の記事を、次に公開するここ数か月で行った66アイテムに及ぶテイスティングに基づいたテイスティング記事「Burgundy 2005s revisited」の背景として再掲する。また、このヴィンテージの現在の状態に関する総論は無料記事である「2005ブルゴーニュへの冷静な対応 ( Keeping cool with 20... (続きを読む)

ボルドー2003 ~混沌のヴィンテージ~TT 4 Jun 2015 TT:木曜特別シリーズの意。最近の事例に関連のある過去の記事を再掲するコーナーです。 2015年6月4日私がこれを書いているボルドーでは最高気温36℃の予想が出ており(写真はアルカション湾の今朝の眺めだ)、かの有名な「猛暑のヴィンテージ」だった2003年を思い起こさせる。だがおそらくあれはそのうち「最初の猛暑のヴィンテージ」あるいは「21世紀で最初の猛暑のヴィンテージ」として知られるようになるだ... (続きを読む)

ボルドー 2014 ~今が正念場か  18 Apr 2015 これはフィナンシャルタイムズに掲載した記事のかなり長いバージョンである。これら若いバレル・サンプルのテイスティング・ノートを450以上含む guide to coverage of this vintageも参照してほしい。 最近ボルドーで過ごした一週間の間にテイスティングした中で唯一の素晴らしいワインは夕方のダイニング・テーブルで飲んだものだった。熟成期間が6か月に満たない2014のワインが並ん... (続きを読む)

ボルドー 2007~魅惑的と言うには程遠く 28 Mar 2015 この記事の別バージョンがフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。全テイスティング・ノートと2007ヴィンテージに関する2009 reportも参照してほしい。 ここのところ、おそらく2,3年の間だろうか、レストランのワインリストからワインを選ぶ際、その価格設定が強気すぎないと思えるヴィンテージは2007だった。2007の赤も白も、ブルゴーニュは現在飲むのに非常に心地よい。最高級の物を除けば現在... (続きを読む)

10年目のボルドー2005 14 Feb 2015 これはフィナンシャル・タイムズに掲載された記事のロング・バージョンである。完全なテイスティング・ノートは「Bordeaux 2005, 10 years on」を参照してほしい。 70ものパワフルな赤ワインのテイスティングをしてエネルギーをもらうことはそうあることではないが、先日ロンドンの高級ワイン商、ボルドー・インデックスが主催した「2005のボルドー、10年後」は楽しいひと時だった。 現時点で... (続きを読む)

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