カテゴリ「Diploma受験生必読」の記事

中国ワイン~輸出の準備は万端か?  16 Apr 2016 この記事のやや短いバージョンはフィナンシャル・タイムズに掲載されている。ここに示す68本の優れた中国ワインに関するテイスティング・ノートも参照のこと。 中国は今や世界で6番目のワイン生産国であり、ボルドー人が発注した分析の結果によれば確実に世界最大の赤ワイン市場である。だから中国人のワイングラスに何が注がれるのかはワインの世界にいるすべての人にとってなかなか重要な問題なのである。 私は今世紀、中国... (続きを読む)

ボルドー~プリムールで買う価値のあるワインは?  9 Apr 2016 この記事のやや短いバージョンはフィナンシャル・タイムズに掲載されている。 ここしばらくはガトウィックからボルドーへの飛行機には追加の負荷がかかることになる。先週の2015ヴィンテージのテイスティングから帰国するワイン商全員の荷物の中に、世界的な企業間高級ワイン取引市場であるLiv-ex による100ページ500gもあるボルドー市場のレポートが入っているのだから当然だろう。 プリムール直前というボル... (続きを読む)

ブルゴーニュ談義 2 Apr 2016 この記事の短いバージョンはフィナンシャル・タイムズに掲載されている。 In Pursuit of Balanceを名乗るカリフォルニア新進気鋭のピノ・ノワールとシャルドネの生産者たちが最近初めてロンドンを訪問した。彼らは全員がブルゴーニュのワイン、大きく異なる環境で育てられた同じ品種から作られるワインに(こだわってはいないが)触発されている(彼らの114に及ぶテイスティング・ノートも参照のこと)。... (続きを読む)

卓越したクリュッグの精神 26 Mar 2016 この記事のかなり短いバージョンはフィナンシャル・タイムズに掲載されている。今回の訪問に伴う一連のクリュッグのテイスティング・ノートも参照のこと。 ほとんどのワイン愛好家にとってクリュッグというシャンパーニュはあり得ないほど高価で(1本100ポンドを優に超える)、あるいは一部の人だけの特権である、特別な場面でクリュッギストだけが楽しむようなカルト・ワインと捉えられている。 私はそのワインから思い出深... (続きを読む)

イギリスの偉大な冒険 3 Mar 2016 これは今日フィナンシャル・タイムズ・ドットコムに掲載され、土曜にはフィナンシャル・タイムズ紙に掲載される予定の記事のかなり長いバージョンである。 「シャンパーニュの売り上げは減り、イギリスのスパークリングが最終的にシャンパーニュのシェアの半分を乗っ取ることになるだろう。」そう予想するのはイアン・ケレット(Ian Kellett;写真)で、ドレスナー・クラインオート・ベンソンの元マネージング・ディレ... (続きを読む)

ピーター・M・F・シシェル~CIAからブルー・ナンまで これはフィナンシャル・タイムズに掲載された記事のロング・バージョンである。 自叙伝の副題に「醸造者、囚人、兵士、そしてスパイ」という副題を付けられる人物が93歳になるニューヨークの重鎮、ピーター・M・F・シシェル(Peter M F Sichel)を置いて他にいようか。あるいは二種類のCIA-1つは言わずもがな、もう一つはカリナリー・インスティテュート・オブ・アメリカ(Culinary Insti... (続きを読む)

オーストラリアの時代、再び 20 Feb 2016 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。先週公開したAustralia's slimline Chardonnays, Australian Shiraz - what's hot, what's cool, Neb, Sangio and friendsも参照のこと。 長い間に私はアルコールと人混みの組み合わせには耐性ができているのだが、先週のワイン業界向けテイスティ... (続きを読む)

苦境に立つスペイン 6 Feb 2016 この記事のショート・バージョンはフィナンシャル・タイムズに掲載されている。 リオハで最も尊敬を集める生産者の一つ、アルタディは最近、リオハを名乗るのをやめると宣言した。このように世に広く知らしめる手段を取ったのはアルタディがワインを統制する組織であるコンセホ・レグラドールの規制が厳しすぎると考えたため(ヨーロッパのアペラシオンに対してよくある批判である)ではなく、コンセホの運営方法に抗議を表明する... (続きを読む)

グルナッシュの未来への道?  16 Jan 2016 これはフィナンシャル・タイムズに掲載した記事のやや長いバージョンである。数多くのローヌ2014をカバーしたこの記事も参照してほしい。 ブドウ品種にも流行り廃りはある。カベルネ・ソーヴィニヨンとシャルドネは20年前には栄華を極めていたが、今は鳴りを潜めてしまった。一方、私はついにグルナッシュの時代が来る予感がしている。その本拠地である南部ローヌの人々に、私は新たな展開をしているスペイン、オーストラリ... (続きを読む)

2014 ブルゴーニュ、にじみ出す魅力 9 Jan 2016 ピエール・イヴ・コラン・モレ(Pierre-Yves Colin-Morey)は今頃一年で唯一の休暇から彼の職場である無双の白のブルゴーニュの入った樽と丁寧に手入れされた畑の中に戻っている頃だろう。彼は毎年夏に1週間、家族と共に自分の拠点であるシャサーニュ・モンラッシェを離れるようにしている。「でも実際には本当の休暇とは呼べないんです。僕はずっと天気予報をチェックしているし、収穫作業をしている人た... (続きを読む)

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