ワイン記事和訳

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ヴァントゥー、使い勝手のいい冷涼な気候 30 Sep 2017 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。テイスティング・ノートはFrom the flanks of Mont Ventoux を参照のこと。 ヴァントゥーはこの20年間で最も大きな変化を遂げた南フランスのアペラシオンと言えよう。 そもそも、その名称が暫定的なコート・デュ・ヴァントゥーからツール・ド・フランスのサイクリストやそのファンの心に響く単語一つに変わった。数マイ... (続きを読む)

中東ワイン最前線 23 Sep 2017 この記事のショート・バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。該当するワインについては最近のテイスティング・ノートも参照のこと。 今私が感じているのは中東の混沌を抜け出し、整然としたフィナンシャル・タイムズの同僚のもとへ帰る喜びだけだが、今月初めに旅したイスラエルとヨルダン川西岸での経験は(こう呼んでもいいのかどうか)「東地中海地域」のワインの現状について多くのことを示唆してくれた。... (続きを読む)

ノン・ヴィンテージの革命に注目 16 Sep 2017 この記事のショート・バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。テイスティング・ノートも参照のこと。写真はローラン・ペリエで撮影したもので、庭の池の水はけして飲むべからずと私たちに教えてくれるものだ。 この10年間で驚くほど多くのシャンパーニュに変化が起こった。 シャンパーニュの象徴的な映像といえば、青いつなぎを着た男性が木製のピュピトルにさかさまに立てられたボトルを手でくるくると回し... (続きを読む)

ドイツのピノ王国 9 Sep 2017 この記事のショート・バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。81本のシュペートブルグンダー(と15本のレンベルガー)のテイスティング・ノートとドイツの2015ヴィンテージに関する膨大なこのガイドも参照のこと。 ピノ・ノワール、すなわちブルゴーニュの赤ワイン用品種を最も多く育てているのはどの国だろうか?当然のことながら、フランスがその王座を占め、その総量はシャンパーニュでの栽培量の急... (続きを読む)

フランスのお買い得は南を狙え 2 Sep 2017 この記事のショート・バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。2017年夏にテイスティングした100本以上のラングドック・ルーションのワインのテイスティング・ノート、それらのワインがいかによく熟成するかについてはMature Minervois を参照のこと。 1989年、フランスのフラン(存在をご記憶だろうか)が安かった頃、ライアン・エアー(訳注:LCC)ができる前、イギリスのロマ... (続きを読む)

リバティで人気の大食漢 26 Aug 2017 この記事のショート・バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 もしイギリスのワイン業界で人気投票をすることがあるとすれば、ゆるぎないユーモアのセンスを持ち、美味しい料理にも楽しいゴシップにも貪欲で、メールへの返信スピードから推察するに電話を片時も離さず、年の半分は海外でブドウ栽培に関わっている60歳のカナダ人にその軍配が上がる可能性がある。 他にも様々な分野で専門性を発揮する人々は... (続きを読む)

コルクの逆襲 19 Aug 2017 この記事のショート・バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 今世紀の最初の10年間、多くの人々がポルトガルを中心としたコルク産業の絶滅を危惧していた。スクリューキャップや合成コルクのような代替栓の人気が非常に高まってきたためだ。 問題は驚くほど高いTCAの発生率だった。TCAは天然コルクにおけるコルク汚染のほとんどの原因となる化学物質の略称だ。最近まですべてのコルクはオーク樫の樹... (続きを読む)

ヴィンテージ付きの贈り物 12 Aug 2017 この記事のショート・バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。L'Archiviste's VDNs in 2017 も参照のこと。 プレゼント用のワインをお探し?ならば意味のある年、理想的には生まれ年の書いてあるものはおあつらえ向きだろう。だが問題は、ワインがその受け取り手と同じ年を重ねているとすると、高価である可能性が高い点だ。飲酒をようやく許されるようになった年齢の相手に送るも... (続きを読む)

北上するワイン、北海道へ アジアのワイン、特に日本のそれに強い関心を寄せるオーストラリア人、デニス・ギャスティンによる寄稿だ。 先週私は北海道にいた。北海道ワインアカデミーの企画した基調講演に招かれ、アジアのワイン産業の概要とその中での日本の位置づけに関するセミナーを行うためだ(下の写真はその1コマで、明らかに日本人ではない、あごひげを生やした男がデニスだ~ジャンシス談)。この訪問は、中国西部と同様の極寒冷な気候という厳し... (続きを読む)

ペサック・レオニャンの永続的な白 8 Jul 2017 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 ボルドーと言えば赤ですよね?と言われるが、それほど遠くない昔ボルドーは赤ワインよりも白ワインを多く生産していた時代があった。そして人生を辛口のボルドー白にかけた男がいた。アンドレ・リュルトン、92歳。かつて自分のことを「一度尻にかみついたら絶対に離さない犬」と例えた人物だ。 彼の粘り強さが生み出した結果が今年30周年を迎える。リ... (続きを読む)

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