カテゴリ「JancisRobinson」の記事

友人のために準備するワイン 24 Mar 2018 この記事のショート・バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 「ワイン、食事、言葉」が私の娯楽であると名士録に示されている。だから私がテーブルを囲んでその3つすべてを同時に楽しむことがどれほど好きかということはさして驚くことではないだろう。生まれながらのホストである(訳注:夫の)ニックと違い、私は基本的にゲスト気質だと思う。だが友人たちに年中夕食に招いてもらうわけにもいかないから、... (続きを読む)

距離を縮めるナパとボルドー 17 Mar 2018 この記事のショート・バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。Smart Americansも参照のこと。 先日ロンドンでのディナーで隣に座っていたのはブルゴーニュをこよなく愛する一流の弁護士だった。彼はカリフォルニア北部に移住することを決めており、すでにワイン産地に家を持っていると話していた。そのディナーに向かう前には、ワインを愛するスタンフォードの教授と全く別の打ち合わせをしてい... (続きを読む)

ワイン専門保管倉庫 10 Mar 2018 この記事のショート・バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。世界でどこにワインを補完すべきかも参照のこと。 イギリス人の間では今その信頼に曇りが見えているかもしれないが、我々が世界をけん引してきたものの一つがワイン専門保管倉庫だ。オリンピック種目のように市民権がないのは残念だ。 冷涼な気候と何世紀にもわたる高級ワイン貿易における実力、そして何よりも都合よく再利用された地下軍需貯蔵庫... (続きを読む)

落ち着きを取り戻したサンテミリオン 3 Mar 2018 この記事のショート・バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。最近行われたサウスウォールド・オン・テームズのボルドー2014テイスティングでのテイスティング・ノートも参照のこと。最近及び過去のテイスティング記事へのリンクはguide to Bordeaux 2014から。 今年のサウスウォールド・オン・テームズのボルドー・テイスティングは明らかに何かが違っていた。 長年にわたりワイン... (続きを読む)

ワインと科学の出会う場所24 Feb 2018 この記事のショート・バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 我々のほとんどはワインを娯楽やリラクゼーションと結びつけるものだが、世界中に存在する数百名の科学者にとって、それは毎日の勤務時間を使い頭の痛くなるほど詳細に研究する対象である。 例えばアメリカン・ジャーナル・オブ・エノロジー・アンド・ヴィテカルチャー誌に最も多く引用されている文献のタイトルには「Colorimetry o... (続きを読む)

軽やかなヴィンテージへの賛辞 17 Feb 2018 この記事のショート・バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 熟成ポテンシャルのあるワインと、今飲んでおいしいワイン、どちらが良いのだろうか。 ワインやヴィンテージに点数をつけるような(真偽のほどは怪しい)訓練をする際、解説者は基本的に凝縮感が高くタンニンの強いワインを軽くて柔らかいものより上位に持ってくる。そのため、例えばボルドーやブルゴーニュのようなクラシックな赤について200... (続きを読む)

増加する荒野のワイン 10 Feb 2018 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 典型的であることは美徳に必要な要素なのだろうか。この問いはワインの世界で年々議論の度合いを増している。特に現代のように大きく変化を遂げている時代では。 現代ほど、特にワイン作りの技術という意味で多くの実験が行われている時代はない。ドイツ品種であるリースリングを植えているボルドーの生産者たちはもちろん、それがボルドーのアペラシオン... (続きを読む)

サン・レオナルド~流行の兆し?  3 Feb 2018 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 この40年から50年でワインのスタイルはこれまでのどの時代よりも大きく変貌を遂げている。それが同じ生産者、もっと言えば偉大な生産者の生み出すワインであっても、だ。 もしボルドーの1級シャトーを1970年代から今に至るまで垂直(同一ワインの異なるヴィンテージの)テイスティングする金銭的余裕があるならば、20世紀の終盤に至るまでの凝... (続きを読む)

マーガレット・リヴァーの優れたシャルドネ 13 Jan 2018 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 先週は2016ブルゴーニュのテイスティングに費やしたが、白をテイスティングすればするほど、昨年11月に訪れた際に出会った西オーストラリアのそれを渇望するようになった。 西オーストラリアで最も有名なワイン産地、マーガレット・リヴァーはブルゴーニュが20世紀以上の歴史を持つのに対し、ワイン生産が定着してからはたった半世紀ほどしか経っ... (続きを読む)

ブルゴーニュ 2016 - 明と暗 6 Jan 2018 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 ブルゴーニュ愛好家の皆さんには良いお知らせだ!来週ロンドンで開催される数えきれないほど多くのイギリスのワイン商が提供する2016ヴィンテージの蔵出し価格は去年とほぼ変わらないようである。 さらに良い知らせ:2016は本当に美味しいヴィンテージだ 悪い知らせ:ワインの数が圧倒的に不足している 読者の皆さんの中に経済的な理論に詳しい... (続きを読む)

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