カテゴリ「JancisRobinson」の記事

北部ローヌ2015~55年ぶり最高の年?  26 Nov 2016 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。2015ローヌについてはこちらのガイドも参照のこと。800ものテイスティングノートが掲載されている。 マルセル・ギガル(Marcel Guigal)はローヌ渓谷のゴッド・ファーザーだ。アンピュイにある彼の会社は量(年間700万本を超えるほど)と質の両方を自身の所有する畑と渓谷一帯からの膨大な買い入れとで満たしている点で他に例を見な... (続きを読む)

ロイのすべて 19 Nov 2016 この記事の相当短いバージョン(半分以下の長さ)はフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 リバティ・ワインズのトップ、デヴィット・グリーヴ(David Gleave)はおそらくイギリスのワイン業界で最も人気があり成功している男だろう。だが彼にとってロイ・リチャーズ(Roy Richards)こそが理想のワイン商であり、自分の専門分野に関する比類なき知識と完ぺきさを兼ね備えた人物である。「私が最... (続きを読む)

ピノ祭り 12 Nov 2016 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 赤のブルゴーニュは多くのワイン飲みを魅了する。できが良い場合は他にないほど快楽主義的な価格が付く一方、出来が悪かった場合に我々はブルゴーニュという完ぺきなゴールを目指す予測がこの上なく難しいレースで間違った馬に賭けてしまった自分が悪いのだと考える傾向にある。 赤のブルゴーニュに対するこの崇拝の念が広まった結果、世界中で数多の生産... (続きを読む)

ひしめきあう独立系ワイン商 5 Nov 2016 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 イギリスの独立系ワイン商によるザ・バンチ(The Bunch)は1993年、ワイン・ショップのジェロボアムを所有するレイトンズ(Laytons)のグラハム・チジー(Graham Chidgey)が提案し、最初のメンバー7軒が共同してイギリスのワイン業界で良心的なイメージを確立しようとしたのが始まりだ。これは当時顧客がプリムールで... (続きを読む)

捉えどころのないMで始まる単語 29 Oct 2016 この記事のやや短いバージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 今月初旬のある朝、ウェールズにあるアベリストウィス大学のひげ面の教授は58人のマスター・オブ・ワイン、マスター・オブ・ワイン研修生、そしてワイン愛好家お気に入りの概念を一刀両断に粉砕した。 地質学者であるアレックス・モルトマン(Alex Maltman)が理路整然とわかりやすく力説する通り、畑の地下にあるものとそこから生み... (続きを読む)

サム・ニール~セントラル・オタゴのワイン俳優 22 Oct 2016 この記事の短いバージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 最近ロンドンのザ・クローヴ・クラブで俳優のサム・ニールと交わした会話は普段ワイン生産者と行うそれとは大きく異なっていた。pHやクローンの話は一切ない代わりに、別のテーマがあった 印象的な話題の一つは上半身裸のジュリー・アンドリュースが下半身裸のリーアム・ニーソンと激しく抱擁しているというものだった。(ニールは現在ニーソンのアク... (続きを読む)

旅人をひきつけるポート 15 Oct 2016 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。昨日公開した39の偉大なポートに関する一連のテイスティング・ノートも参照のこと。 有名なポートの一族、シミントンがドウロ川沿いに所有する二つの貯蔵施設、キンタ・ド・ボンフィンとキンタ・ドス・マルヴェドス間を移動するのに、かつてはスピードボートで12分だったのだが、今ではもっと時間がかかる。川を行きかう多くの大型プレジャー・ボートが... (続きを読む)

勢いに乗る日本酒 8 Oct 2016 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。テイスティング・ノートはFine sake - the tasting notes を参照のこと。 ワインの知識のある誰もが、日本酒には少し腰が引ける。多くの米の品種があり、磨き方や水の質によっても異なり、言うまでもなく時間と温度管理などが加わる生産工程がワインよりはるかに複雑だからだ。さらに最高品質のものに至ってはその繊細さのた... (続きを読む)

ハーヴェイに何が起こったか  1 Oct 2016 この記事のやや短いバージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。London's great sherry tasting と Sherry galore でのテイスティング・ノートも参照のこと。 言うまでもなく世界で最も独特なワインであり、アンダルシアのヘレスの街周辺のボデガだけで、独自の方法で作られるシェリーの近年の逆境はイリノイ州ディアフィールドに始まったと言えるかもしれない。 そ... (続きを読む)

グルナッシュ・グリ礼賛 24 Sep 2016 この記事のやや短いバージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。テイスティング・ノートについてはLanguedoc wines と white Collioures を参照のこと。 現状、白ワインに関して言えば、グレーがいい。非常に面白いワインを生み出す品種に出会っているが、それは白を表すブランで終わる品種でなく、グレーを表すグリで終わる名前のものが多い。ソーヴィニヨン・ブランより柔らか... (続きを読む)

2  3  4  5  6