当サイト読者の鋭い指摘に答えて、ワイン・アンド・スピリッツ・トレード・アソシエーション(WSTA)のウィリアム・ボヤックがメッセージと共に訂正した図を送ってくれたので掲載する。
「WSTAとして訂正させていただきます。細部まで目の行き届く読者のご指摘通り図に誤りがあり、VAT(付加価値税)が原価ではなく売価を元に計算されておりました。一方、関税率は一律なので変更はありません。訂正した図をお送りいたします。ご指摘を感謝するとともに間違いをお詫びいたします。」
2014年6月9日の記事は以下
本フォーラム(訳注:Janisrobinson.com会員用の掲示板)に投稿された質問が多くのアメリカ人会員を混乱させたようなので、ブリティッシュ・ワイン・トレード・アソシエーションが作成した2.99ポンドから9.99ポンドのワイン1本の価格に占める税(赤い部分)の割合を示す図を掲載する。この図は最新のイギリスの税率変更に対応しており、高いワインを購入したほうが得策であることがよくわかる。
緑の部分はワインだけではなくパッケージングや輸送、マーケティングの費用をも含むということに留意してほしい。ということは6.99ポンド以下のワインを購入するということは我が国の大蔵大臣を喜ばせることになってもワイン愛好家の満足にはならないということである。
(原文)