カテゴリ「Australia」の記事

大胆不敵なシャンパーニュ 24 Jun 2017 この記事のショート・バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 1980年代後半にレディング大学でフランス語を勉強していた頃、ジェーン・パウエルは非常に快活でフランス好きな酒豪で、シャンパーニュ・ジェーンとして知られていた。15歳の少女はたった一度の旅行でフランスへの愛に火が付き、繊細なフランス訛りを身につけ、シャンパーニュへの愛情を育んだ。 ロンドンで出版業界に勤め、シャンパーニュ... (続きを読む)

素晴らしい価格の素晴らしい白 10 Dec 2016 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 この12か月で私がテイスティングしたワインは8000を超えると思われる。その期間、ジャンシスロビンソンドットコムのテイスティング・ノートのデータベースに私が書いたのは6516件だ。ということは食事の際にテイスティングしたワインで記録をしていないものが数多くあるということである。昨年記事にしたすべてのワインのうち、2618件が白、... (続きを読む)

この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズに掲載されている。テイスティング・ノートも参照のこと。 40年間ワインの現場を見てきて、これほど流動的な状態を経験したことがない。数年前まで世界のワイン生産者は同じ方向を向いていた。大雑把に言うとフランスの伝統的な手法を地元で真似て、最も力のあるアメリカの批評家の好みとされるスタイルに多少なりとも近づけようとしていた。非常に大きく力強いワインが何年も... (続きを読む)

ボトル差、マグナム差 14 Mar 2016 多くのパープルページ読者が私たちの付けるワインのスコアに大きなブレがあることにいらついていることは知っている。テイスターによる差だけではなく、(それはだいたい私なのだが)同じテイスターでも複数の場面で同じワインをテイスティングすると毎回大きく異なる点数が付くことがある。私はこのことについて説明を求められると常にボトル差に触れることにしている。同じロットのボトルでもそれがいかに大きく変わりうるのか、... (続きを読む)

オーストラリアの時代、再び 20 Feb 2016 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。先週公開したAustralia's slimline Chardonnays, Australian Shiraz - what's hot, what's cool, Neb, Sangio and friendsも参照のこと。 長い間に私はアルコールと人混みの組み合わせには耐性ができているのだが、先週のワイン業界向けテイスティ... (続きを読む)

オーストラリアのピュリニー 10 Oct 2015 この記事のやや短いバージョンはフィナンシャル・タイムズに掲載されている。160本に及ぶ最新のオーストラリアワインに関するテイスティング・ノートも参照のこと。 先日華麗な名を持つブリス・ド・ラ・モランディエ(Brice de la Morandière)に会った。彼は親戚で惜しまれつつ亡くなったアンヌ・クロード・ルフレーヴからあの世界的に有名なピュリニー・モンラッシェのドメーヌ・ルフレーヴのかじ取り... (続きを読む)

クラウディ・ベイを生み出した男 1 Oct 2015 2015年10月1日 昨晩LVMHはクラウディ・ベイ設立30周年を祝い、ロンドンのサマーセットにあるスプリングで回顧的なテイスティングを伴うディナーを開催した。ワイン・メーカーであるティム・ヒース(Tim Heath)は10年前クラウディ・ベイに着任したが、その前は以下に紹介するデイヴィッド・ホーネン(David Hohnen)に師事していた。左の写真は、現在彼自身の事業であるマックヘンリー・ホー... (続きを読む)

シラーとシラーズ、どちらがお好き? 26 Sep 2015 この記事の短いバージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。「Salomon Syrah v Shiraz taste-off」内のテイスティング・コメントも参照のこと。 ワイン学習者が最初に習うことの一つに、オーストラリアのシラーズは北部ローヌのシラーと同じという事実がある。世界的に有名な品種はそのほとんどが世界中同じ名前で通っているが、最近非常に人気が高く世界で6番目に栽培面積の多い... (続きを読む)

南半球のワイン、アメリカでの立場は 4 Jul 2015 これはフィナンシャル・タイムズに掲載された記事の別バージョンである。 独立記念日の週末は、アメリカの「独立した」思想について思いめぐらすのにいいタイミングだろう。この「独立した」思想とは特定のワインに対する思想を指す。私は2013年の暮れにニューヨークを訪問し、ワイン・ライター仲間が南半球のワインは時代遅れだと言うのを聞いて大きな衝撃を受けた。なんということか。南アメリカ全部??南アフリカも?オー... (続きを読む)

ベールを脱ぐジュラ 27 Jun 2015 これはフィナンシャル・タイムズに掲載された記事の別バージョンである。「43 current offerings from the Jura and on 16 vins jaunes」でのテイスティング・ノートも参照のこと。 二週間前、ヴィクトリア州にあるクリッテンデン・エステート(Crittenden Estate)のワインメーカー、ロロ・クリッテンデン(Rollo Crittenden)はフラ... (続きを読む)

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