カテゴリ「Bordeaux」の記事

ボルドー 2005 - 勝者と敗者 11 Mar 2017 この記事の短いバージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。テイスティング・ノートはwhites, right bank reds および left bank redsを、ボルドー2005全体についてはこのガイドを参照のこと。 熟成した、あるいは熟成しつつあるボルドーをテイスティングすることは注意深く調整されたバレル・サンプルをテイスティングするよりもはるかに有用だ(今年も4月の上旬にボ... (続きを読む)

古酒をテイスティングする時は 21 Jan 2017 この記事のショート・バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。特に繊細な50本のワインに関するテイスティング・ノートはWallowing in 1928s, and other relicsを参照のこと。 5年もののワインと50年物のワインに大きな違いがあるのと同じで、古酒のテイスティングは若いワインのテイスティングとは大きく様子が異なる。 このことは昨年秋に6人でダイニングテーブル... (続きを読む)

あのパリスの審判から40年 9 Jul 2016 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 孫に自分がなぜ有名なのかと聞かれたとき、ワイン・ライターであるスティーブン・スパリエ(Steven Spurrier)は彼にジョージ・M・テイバーの著作、パリスの審判を見せた。彼が1976年5月24日に企画したあの運命的なカリフォルニア・ワインとトップ・フランス・ワインのブラインド・テイスティングの証ともいえる著作だ。 その40... (続きを読む)

どのボルドー2006が飲みごろか?  7 May 2016 この記事の別バージョンがフィナンシャル・タイムズに掲載されている。 ボルドー人は需要の大きかった年の不調やポンドの大幅な対ユーロ安を経た5年ぶりの良いヴィンテージにいくらの値を付けるか頭をひねっている頃だろうから、赤のボルドーが我々に与えてくれるものについて考えてみるのもいいだろう。赤のボルドーは他のどのワインよりも熟成に期待持て、二次市場が確立され、量としても十分に入手可能なワインだ。 このこと... (続きを読む)

ボルドー2015~最終評価 23 Apr 2016 これはフィナンシャル・タイムズに掲載されている記事のロング・バージョンである。 幅広くボルドー2015をカバーしたこのガイドと620本におよぶテイスティング・ノートも参照のこと。 まず初めに、2015年はこの5年間で初めてボルドー人が大騒ぎする価値のあるヴィンテージだと言える。 次に、2015はけして世紀のヴィンテージというわけではない点も述べておこう。ボルドーで私が出会った誰一人としてそのような... (続きを読む)

ボルドー~プリムールで買う価値のあるワインは?  9 Apr 2016 この記事のやや短いバージョンはフィナンシャル・タイムズに掲載されている。 ここしばらくはガトウィックからボルドーへの飛行機には追加の負荷がかかることになる。先週の2015ヴィンテージのテイスティングから帰国するワイン商全員の荷物の中に、世界的な企業間高級ワイン取引市場であるLiv-ex による100ページ500gもあるボルドー市場のレポートが入っているのだから当然だろう。 プリムール直前というボル... (続きを読む)

ワインの節約術 12 Mar 2016 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズに掲載されている。 中身が伴わないのに価格が高いワインに思いをはせるのは難しいことではないが、私はより楽しい話題、すなわち常に中身に対して安い価格が付けられているワインについて深く論じたいと思う。 ボルドーほど価格と品質の関係がわかりやすい地域がない、という点に異論はない。1級シャトーは高級ブランドとしての地位を確立することに成功し、我々のようなワイ... (続きを読む)

ボルドー2012 ~うれしい驚き 13 Feb 2016 これはフィナンシャル・タイムズに掲載された記事のロング・バージョンである。250に及ぶ白、右岸の赤、左岸の赤に関するテイスティングコメントも参照のこと。この写真は3年前にサウスワールドで撮影したものだが、何人かの顎ひげが伸びたことを除いてほとんど変わりはない。 毎年1月に、イギリスの高級ワイン商の代表を主な構成メンバーとするワインのプロ約20名がイギリス東部の海沿いの街、サウスワールドに集まってボ... (続きを読む)

ポムロール~目下構築中 21 Nov 2015 これはフィナンシャル・タイムズに掲載された記事の別バージョンである。 地勢が全てを語る、というのはフランスワイン業界に言い伝えられてきた教えの一つである。コート・ドールで育ったブルゴーニュ人は間違いなく、地元の地図を徹底的に叩き込まれている。何世紀もの歴史を持つ異なるクリマの境界線は、そのクリマが時には2ヘクタール、すなわち5エーカーよりも小さいにも関わらず、そのワインがどう格付けされ、我々消費者... (続きを読む)

中国対ボルドー~繰り返される争い 7 Nov 2015 これはフィナンシャル・タイムズに掲載された記事のかなり長いバージョンである。 「問題は中国の投資家が格付けシャトーを獲得するか否かではなく、いつ獲得するかである」 ボルドーで最も崇拝されるシャトーに関する予言とも言える一文はスザンヌ・ムスタチッチ(Suzanne Mustacich)の新著、「Thirsty Dragon」の最後から2番目のページにある。これは大きく変貌を遂げつつ複雑に絡み合うボル... (続きを読む)

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