カテゴリ「Burgundy」の記事

軽やかなヴィンテージへの賛辞 17 Feb 2018 この記事のショート・バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 熟成ポテンシャルのあるワインと、今飲んでおいしいワイン、どちらが良いのだろうか。 ワインやヴィンテージに点数をつけるような(真偽のほどは怪しい)訓練をする際、解説者は基本的に凝縮感が高くタンニンの強いワインを軽くて柔らかいものより上位に持ってくる。そのため、例えばボルドーやブルゴーニュのようなクラシックな赤について200... (続きを読む)

ブルゴーニュ 2016 - 明と暗 6 Jan 2018 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 ブルゴーニュ愛好家の皆さんには良いお知らせだ!来週ロンドンで開催される数えきれないほど多くのイギリスのワイン商が提供する2016ヴィンテージの蔵出し価格は去年とほぼ変わらないようである。 さらに良い知らせ:2016は本当に美味しいヴィンテージだ 悪い知らせ:ワインの数が圧倒的に不足している 読者の皆さんの中に経済的な理論に詳しい... (続きを読む)

ブルゴーニュ2017 -煙が守ったブドウ 11 Nov 2017 この記事のショート・バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 コート・ドールのブドウ生産者たちは先週、いつになく楽しげな様子だった。7年間に及ぶ雹、霜、腐敗、害虫などによる収穫量の減少を乗り越え、2017年はブルゴーニュにとって豊かなヴィンテージとなったためだ。「ようやく売るものができました」ムルソーとヴォルネイに拠点を置くドメーヌ・デ・コント・ラフォンのドミニク・ラフォンはそう言... (続きを読む)

コルクの逆襲 19 Aug 2017 この記事のショート・バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 今世紀の最初の10年間、多くの人々がポルトガルを中心としたコルク産業の絶滅を危惧していた。スクリューキャップや合成コルクのような代替栓の人気が非常に高まってきたためだ。 問題は驚くほど高いTCAの発生率だった。TCAは天然コルクにおけるコルク汚染のほとんどの原因となる化学物質の略称だ。最近まですべてのコルクはオーク樫の樹... (続きを読む)

ブルゴーニュ白の水平テイスティング 20 May 2017 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。これらのワイン全てのテイスティング・ノートを含むtasting article も参照のこと。 熟成中のボルドー赤のヴィンテージを評価することは、それが安物でなければ十分一般的なことだ。そのような現実もあって、数少ない例外を除きほとんどのボルドーのシャトーの畑は非常に広大だ。 ところが同じことはブルゴーニュにはなかなか当てはまらな... (続きを読む)

2015 ブルゴーニュ概要~赤 7 Jan 2017 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。この有望なヴィンテージに関する多くのテイスティング・ノートの公開をすでに始めているが、その数は更に増える予定だ。私がブルゴーニュでテイスティングしたのは11月。さらにジュリア、リチャード、そして私はロンドンで様々なネゴシアン提供のテイスティングもしており、来週にはロンドンで開催された22のブルゴーニュ・テイスティングの分も補足すべ... (続きを読む)

素晴らしい価格の素晴らしい白 10 Dec 2016 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 この12か月で私がテイスティングしたワインは8000を超えると思われる。その期間、ジャンシスロビンソンドットコムのテイスティング・ノートのデータベースに私が書いたのは6516件だ。ということは食事の際にテイスティングしたワインで記録をしていないものが数多くあるということである。昨年記事にしたすべてのワインのうち、2618件が白、... (続きを読む)

ピノ祭り 12 Nov 2016 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 赤のブルゴーニュは多くのワイン飲みを魅了する。できが良い場合は他にないほど快楽主義的な価格が付く一方、出来が悪かった場合に我々はブルゴーニュという完ぺきなゴールを目指す予測がこの上なく難しいレースで間違った馬に賭けてしまった自分が悪いのだと考える傾向にある。 赤のブルゴーニュに対するこの崇拝の念が広まった結果、世界中で数多の生産... (続きを読む)

ブルゴーニュ談義 2 Apr 2016 この記事の短いバージョンはフィナンシャル・タイムズに掲載されている。 In Pursuit of Balanceを名乗るカリフォルニア新進気鋭のピノ・ノワールとシャルドネの生産者たちが最近初めてロンドンを訪問した。彼らは全員がブルゴーニュのワイン、大きく異なる環境で育てられた同じ品種から作られるワインに(こだわってはいないが)触発されている(彼らの114に及ぶテイスティング・ノートも参照のこと)。... (続きを読む)

ブルゴーニュ2014 お買い得を探せ 23 Jan 2016 ブルゴーニュ2014に関する全ての記事とテイスティング・ノートへのリンクはこのガイドを参照のこと。 これはフィナンシャル・タイムズに掲載された記事のやや長いバージョンである。 先々週のロンドンはブルゴーニュ週間だった。非常に多くの優れた作り手の若い2014ブルゴーニュが約24のイギリスのワイン商によって出展され、フランスからも著名なテイスター達がわざわざロンドンまでやってきて、ヴィンテージを把握す... (続きを読む)

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