カテゴリ「Burgundy」の記事

コルクの逆襲 19 Aug 2017 この記事のショート・バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 今世紀の最初の10年間、多くの人々がポルトガルを中心としたコルク産業の絶滅を危惧していた。スクリューキャップや合成コルクのような代替栓の人気が非常に高まってきたためだ。 問題は驚くほど高いTCAの発生率だった。TCAは天然コルクにおけるコルク汚染のほとんどの原因となる化学物質の略称だ。最近まですべてのコルクはオーク樫の樹... (続きを読む)

2015 ブルゴーニュ概要~赤 7 Jan 2017 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。この有望なヴィンテージに関する多くのテイスティング・ノートの公開をすでに始めているが、その数は更に増える予定だ。私がブルゴーニュでテイスティングしたのは11月。さらにジュリア、リチャード、そして私はロンドンで様々なネゴシアン提供のテイスティングもしており、来週にはロンドンで開催された22のブルゴーニュ・テイスティングの分も補足すべ... (続きを読む)

素晴らしい価格の素晴らしい白 10 Dec 2016 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 この12か月で私がテイスティングしたワインは8000を超えると思われる。その期間、ジャンシスロビンソンドットコムのテイスティング・ノートのデータベースに私が書いたのは6516件だ。ということは食事の際にテイスティングしたワインで記録をしていないものが数多くあるということである。昨年記事にしたすべてのワインのうち、2618件が白、... (続きを読む)

ピノ祭り 12 Nov 2016 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 赤のブルゴーニュは多くのワイン飲みを魅了する。できが良い場合は他にないほど快楽主義的な価格が付く一方、出来が悪かった場合に我々はブルゴーニュという完ぺきなゴールを目指す予測がこの上なく難しいレースで間違った馬に賭けてしまった自分が悪いのだと考える傾向にある。 赤のブルゴーニュに対するこの崇拝の念が広まった結果、世界中で数多の生産... (続きを読む)

ブルゴーニュ談義 2 Apr 2016 この記事の短いバージョンはフィナンシャル・タイムズに掲載されている。 In Pursuit of Balanceを名乗るカリフォルニア新進気鋭のピノ・ノワールとシャルドネの生産者たちが最近初めてロンドンを訪問した。彼らは全員がブルゴーニュのワイン、大きく異なる環境で育てられた同じ品種から作られるワインに(こだわってはいないが)触発されている(彼らの114に及ぶテイスティング・ノートも参照のこと)。... (続きを読む)

ブルゴーニュ2014 お買い得を探せ 23 Jan 2016 ブルゴーニュ2014に関する全ての記事とテイスティング・ノートへのリンクはこのガイドを参照のこと。 これはフィナンシャル・タイムズに掲載された記事のやや長いバージョンである。 先々週のロンドンはブルゴーニュ週間だった。非常に多くの優れた作り手の若い2014ブルゴーニュが約24のイギリスのワイン商によって出展され、フランスからも著名なテイスター達がわざわざロンドンまでやってきて、ヴィンテージを把握す... (続きを読む)

2014 ブルゴーニュ、にじみ出す魅力 9 Jan 2016 ピエール・イヴ・コラン・モレ(Pierre-Yves Colin-Morey)は今頃一年で唯一の休暇から彼の職場である無双の白のブルゴーニュの入った樽と丁寧に手入れされた畑の中に戻っている頃だろう。彼は毎年夏に1週間、家族と共に自分の拠点であるシャサーニュ・モンラッシェを離れるようにしている。「でも実際には本当の休暇とは呼べないんです。僕はずっと天気予報をチェックしているし、収穫作業をしている人た... (続きを読む)

アジア系ショウジョウバエ~2014年の虫害 17 Dec 2015 2015年12月17日 今日はローヌとブルゴーニュの2014ヴィンテージの調査で大忙しのため、オウトウショウジョウバエ(Drosophila suzukii)という害虫が2014年に北部ローヌ(2014年の今日報告)、ドイツ(マイケル・シュミットが1年前に報告)、ブルゴーニュ(ティラク・シンハ(Tilak Sinha)が2014年9月に報告している)を含む多くの栽培家に大きな懸念をもたらした報告を... (続きを読む)

アジア系ショウジョウバエ~ブルゴーニュからの報告 12 Nov 2015 2015年11月12日 以下の記事は2014ヴィンテージに関するものであり、私が今ブルゴーニュで忙しくテイスティングしている2015ヴィンテージの、誰もがワクワクしながら収穫したものについてではない点に注意してほしい。だが2014のブルゴーニュは間もなく我々の手元に届くことになるし、高品質の2014白の中には既に流通しているものもある。そのため昨年の異常事態に関する記事を再掲するのが適切だと考えた... (続きを読む)

オーストラリアのピュリニー 10 Oct 2015 この記事のやや短いバージョンはフィナンシャル・タイムズに掲載されている。160本に及ぶ最新のオーストラリアワインに関するテイスティング・ノートも参照のこと。 先日華麗な名を持つブリス・ド・ラ・モランディエ(Brice de la Morandière)に会った。彼は親戚で惜しまれつつ亡くなったアンヌ・クロード・ルフレーヴからあの世界的に有名なピュリニー・モンラッシェのドメーヌ・ルフレーヴのかじ取り... (続きを読む)

1  2  3