カテゴリ「一般愛好家向け情報」の記事

ソムリエに聞け! 17 Oct 2015 これはフィナンシャル・タイムズに掲載された記事のロング・バージョンである。 レストランのワイン・リストをどうしたら最大限に生かせるだろうか?ワイン業界の人間のようにふるまえばいいのだ。 ソムリエはだいたい、業界のワインのプロを見抜くことができる。通常の顧客はワイン・リストを見るときに聞いたことのある名前(サンセール、シャブリ、リオハなど)を選ぼうとするのに対し、我々のようにワイン業界周辺にいる人間... (続きを読む)

オーストラリアのピュリニー 10 Oct 2015 この記事のやや短いバージョンはフィナンシャル・タイムズに掲載されている。160本に及ぶ最新のオーストラリアワインに関するテイスティング・ノートも参照のこと。 先日華麗な名を持つブリス・ド・ラ・モランディエ(Brice de la Morandière)に会った。彼は親戚で惜しまれつつ亡くなったアンヌ・クロード・ルフレーヴからあの世界的に有名なピュリニー・モンラッシェのドメーヌ・ルフレーヴのかじ取り... (続きを読む)

マスター・オブ・ムルソー 3 Oct 2015 この記事の短いバージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。詳細なテイスティング・ノートは「Coche v Lafon」参照のこと。 ブルゴーニュの白ワインの村、ムルソーには卓越したヴィニュロンが増えているが、その二大巨頭と言えばコシュ・デュリとコント・ラフォンだろう。 ドミニク・ラフォンは様々な意味で、特に彼の世代としては最も知られたブルゴーニュ大使と言えよう。彼はこの村で最も神の祝福... (続きを読む)

シラーとシラーズ、どちらがお好き? 26 Sep 2015 この記事の短いバージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。「Salomon Syrah v Shiraz taste-off」内のテイスティング・コメントも参照のこと。 ワイン学習者が最初に習うことの一つに、オーストラリアのシラーズは北部ローヌのシラーと同じという事実がある。世界的に有名な品種はそのほとんどが世界中同じ名前で通っているが、最近非常に人気が高く世界で6番目に栽培面積の多い... (続きを読む)

タンピエの30年物ロゼ 19 Sep 2015 これはフィナンシャル・タイムズに掲載した記事のロング・バージョンである。 完全なテイスティング・ノートについては「Domaine Tempier, new and (very) old」を参照のこと。 ドメーヌ・タンピエのバンドールほどその名をとどろかせているワインは多くはないだろう。だが、その生産者こそがその名を冠する辛口のプロヴァンス・ロゼと同じぐらい、力強い経歴を持っているのだ。 タンピエの... (続きを読む)

9年の歳月を経た新しい言葉たち 12 Sep 2015 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズに掲載されている。 アーヴァイン(Arvine)、コトー・ブルギニヨン(Coteaux Bourguignons)、セラー・トラッカー(CellarTracker)、崩積土(colluvium)、ステファン・ドゥルノンクール(Stéphane Derenoncour)、ヴィンヤード・エコシステム(vineyard ecosystem)、ゲオスミン(g... (続きを読む)

ツイッターでソーテルヌを売る 5 Sep 2015 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 (訳注;Ch Coutetは日本では通常クーテと表記されますが、原文に従い最後のtを発音する表記にしています) あなたには姪がいるだろうか?実際、姪と一緒に働くことを想像できるだろうか? 7年前、アリーン・バリー(Aline Baly;写真右、Exceptio提供)、快活でこの上なく雄弁なアメリカのMBAで祖国フランスを8歳の時... (続きを読む)

専門家の行く末は?  5 Sep 2015 これは今日のフィナンシャル・タイムズのライフ&アートの1面に掲載された記事のロング・バージョンである。 私はこれまでの人生で一度だけ、ワインについて知るべきことは全て知っていると考えたことがある。1978年、開始2年でWSET(原文 訳文)の運営するコースを修了した時だ。運よく、またおそらく進学校のガリ勉教育の影響もあってか私はその年の首席であり、WSET Diplomaを手にした自分は完全に独り... (続きを読む)

2005ブルゴーニュへの冷静な対応 29 Aug 2015 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。私がこのボーヌで有名なオテル・デューの写真を撮ったのはニュイのテイスティング後のツアーでのことだった。私は下の写真にあるオスピス・ド・ボーヌのベッド(もちろん今は使われておらず、その役割は近代的な病院が担っている)に横になってみたくなった。熟成の評価を伴うテイスティング・コメントについては「Burgundy 2005s revis... (続きを読む)

ブルゴーニュ 2005 ~旬のマーケット 27 Aug 2015 2015年8月27日 今回は2005ブルゴーニュを早い時期に評価した2007年初頭の記事を、次に公開するここ数か月で行った66アイテムに及ぶテイスティングに基づいたテイスティング記事「Burgundy 2005s revisited」の背景として再掲する。また、このヴィンテージの現在の状態に関する総論は無料記事である「2005ブルゴーニュへの冷静な対応 ( Keeping cool with 20... (続きを読む)

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