カテゴリ「品種情報」の記事

流行の品種 8 Sep 2018 この記事のショート・バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 この週末ハムステッド・ヒースにあるケンウッド・ハウスで開催されたフィナンシャル・タイムズのウィークエンド・フェスティバルで私はテイスティングのホストを務めたが、そのテーマが昨年の「外来品種」と実質的に変わらなかった点について弁解はしない。 今世紀、ワインの世界は一握りの「国際品種」(実際にほとんどがフランスのものだが)、... (続きを読む)

スペインの古木とガルナッチャを救え 5 May 2018 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。Spain's new waveも参照のこと。 国際ぶどう・ぶどう酒機構(OIV)は統計データを集めるのが得意だ。彼らは最近主要なワイン生産国と各国で栽培されている品種の比較を公開したが、中には驚くべき結果もあった。例えばイタリアは固有品種の宝庫だ。最も栽培面積の広いサンジョヴェーゼですら、この国の総栽培面積のわずか8%しか占めて... (続きを読む)

ブルゴーニュの代わりを務めるワインとは?  21 Apr 2018 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。A British assault on fine German Pinotsのテイスティング・ノートも参照のこと。 「私はいわば難民ですよ」先月ロンドンで開催されたワイン・テイスティングで、非常に身なりのいい参加者がそう述べ、深紅の液体が入ったグラスを回しながらこう続けた。「そしてすべての難民同様、私も傷ついています。ブルゴーニ... (続きを読む)

辛口リースリングの栄光 7 Apr 2018 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 我々は数か月ごとに、日曜の夜にロンドンでこのサイト(訳注:jancisirobinson.com)の読者のためのワイン・テイスティングのイベントを開催している。テイスティングのテーマは常に、イギリスで過小評価されている、あるいはあまり多く扱われていないワインだ。数年前バローロで始まったこの企画だが、バローロは今やイギリスのワイン... (続きを読む)

ドイツのピノ王国 9 Sep 2017 この記事のショート・バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。81本のシュペートブルグンダー(と15本のレンベルガー)のテイスティング・ノートとドイツの2015ヴィンテージに関する膨大なこのガイドも参照のこと。 ピノ・ノワール、すなわちブルゴーニュの赤ワイン用品種を最も多く育てているのはどの国だろうか?当然のことながら、フランスがその王座を占め、その総量はシャンパーニュでの栽培量の急... (続きを読む)

フランスのお買い得は南を狙え 2 Sep 2017 この記事のショート・バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。2017年夏にテイスティングした100本以上のラングドック・ルーションのワインのテイスティング・ノート、それらのワインがいかによく熟成するかについてはMature Minervois を参照のこと。 1989年、フランスのフラン(存在をご記憶だろうか)が安かった頃、ライアン・エアー(訳注:LCC)ができる前、イギリスのロマ... (続きを読む)

ギリシャが全て 17 Jun 2017 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。ギリシャの白、ギリシャの赤、パクシ島のグルメも参照のこと。 パクシ・ワインのアンドレアス・ダイアマンティス(Andreas Diamantis)はラッカの小さな港にある自身の小さな店でレジにどっかりと座った父の横で在庫の充実した棚を見ながら「今ギリシャではとても良いワインを作っていますよ。」と自慢げに話し、こう続けた。「でもこれか... (続きを読む)

政治とジンファンデル 13 May 2017 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。Celebrating Tribidrag in Croatiaも参照のこと。 ブドウ品種の名前が政治的な意味を持つことがあるのだろうか?最近参加したエディ・マレティック(Edi Maletič)およびイヴァン・ペジク(Ivan Pejič)両教授による「アイ・アム・トリビドラグ」という挑戦的な題が付けられた会議で私はそれを強く感... (続きを読む)

ピノ祭り 12 Nov 2016 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 赤のブルゴーニュは多くのワイン飲みを魅了する。できが良い場合は他にないほど快楽主義的な価格が付く一方、出来が悪かった場合に我々はブルゴーニュという完ぺきなゴールを目指す予測がこの上なく難しいレースで間違った馬に賭けてしまった自分が悪いのだと考える傾向にある。 赤のブルゴーニュに対するこの崇拝の念が広まった結果、世界中で数多の生産... (続きを読む)

グルナッシュ・グリ礼賛 24 Sep 2016 この記事のやや短いバージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。テイスティング・ノートについてはLanguedoc wines と white Collioures を参照のこと。 現状、白ワインに関して言えば、グレーがいい。非常に面白いワインを生み出す品種に出会っているが、それは白を表すブランで終わる品種でなく、グレーを表すグリで終わる名前のものが多い。ソーヴィニヨン・ブランより柔らか... (続きを読む)

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