カテゴリ「マーケティング」の記事

ワインを賢く買うには 3 Jun 2017 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズに掲載されている。UK wine trade faces up to Brexitも参照のこと。 キム・アンダーソン(Kym Anderson)教授はアデレードを拠点としているが、国際的に知られている功績と言えばこの上なく活動的なアメリカワイン経済学会(American Association of Wine Economists)の共同創立者である... (続きを読む)

流通ルートの短縮 6 May 2017 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 その価格からは想像できないかもしれないが、有名ワインの生産者のほとんどが問題を抱えている。 彼らの生み出す自慢のボトルは今や贅沢品の領域であり、間違いなく投資家のターゲットとなっている(偽造品作成者の、という意味もあるがそれはまた別の話だ)。生産者たちが抱える問題とは、彼らのワインを取引に使うのではなく実際に飲もうとする人々を見... (続きを読む)

ロイのすべて 19 Nov 2016 この記事の相当短いバージョン(半分以下の長さ)はフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 リバティ・ワインズのトップ、デヴィット・グリーヴ(David Gleave)はおそらくイギリスのワイン業界で最も人気があり成功している男だろう。だが彼にとってロイ・リチャーズ(Roy Richards)こそが理想のワイン商であり、自分の専門分野に関する比類なき知識と完ぺきさを兼ね備えた人物である。「私が最... (続きを読む)

ひしめきあう独立系ワイン商 5 Nov 2016 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 イギリスの独立系ワイン商によるザ・バンチ(The Bunch)は1993年、ワイン・ショップのジェロボアムを所有するレイトンズ(Laytons)のグラハム・チジー(Graham Chidgey)が提案し、最初のメンバー7軒が共同してイギリスのワイン業界で良心的なイメージを確立しようとしたのが始まりだ。これは当時顧客がプリムールで... (続きを読む)

協同組合の努力 25 Jun 2016 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズに掲載されている。テイスティング・ノートも参照のこと。 ヨーロッパで作られるワインの約半数は個人や家族ではなく、協同組合が作っている。スペインだけでも約1000、フランスには約700の協同組合がある。基本的にそれらは世界恐慌や第二次世界大戦後の影響から農家が生き残るために結束する必要が生じ作られたものだ。20世紀の間、すなわち質より量に重点が置かれて... (続きを読む)

ワイン業界と金融業界が出会う場所 28 May 2016 この記事のやや短いバージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 先週はロンドンのクラブの聖地、セント・ジェームズにクラブが初めて開かれてから一世紀という記念すべき週だった。私が67ポール・モールに立ち寄った時、(ここにはくだらない女人禁制はない)、彼らはチームの一員であるギリシャのテリー・カンディリス(Terry Kandylis)が前日に英国ソムリエ・オブ・ザ・イヤーを受賞したことを... (続きを読む)

中国ワイン~輸出の準備は万端か?  16 Apr 2016 この記事のやや短いバージョンはフィナンシャル・タイムズに掲載されている。ここに示す68本の優れた中国ワインに関するテイスティング・ノートも参照のこと。 中国は今や世界で6番目のワイン生産国であり、ボルドー人が発注した分析の結果によれば確実に世界最大の赤ワイン市場である。だから中国人のワイングラスに何が注がれるのかはワインの世界にいるすべての人にとってなかなか重要な問題なのである。 私は今世紀、中国... (続きを読む)

ソムリエの相次ぐ台頭 14 Nov 2015 これはフィナンシャル・タイムズに掲載した記事の別バージョンである。アルダーの最近の投稿「Is wine ready for its close-up?」も参照のこと。 最近私はニューヨークとワシントンDCで本の発売イベントのため10日間をすごした。オックスフォード大学出版局の出版者の印象に残ったのはスミソニアンで聞いた話でも、私が225冊もの新著にサインしたイータリーの屋上でのテイスティングでもな... (続きを読む)

南半球のワイン、アメリカでの立場は 4 Jul 2015 これはフィナンシャル・タイムズに掲載された記事の別バージョンである。 独立記念日の週末は、アメリカの「独立した」思想について思いめぐらすのにいいタイミングだろう。この「独立した」思想とは特定のワインに対する思想を指す。私は2013年の暮れにニューヨークを訪問し、ワイン・ライター仲間が南半球のワインは時代遅れだと言うのを聞いて大きな衝撃を受けた。なんということか。南アメリカ全部??南アフリカも?オー... (続きを読む)

シャンパーニュ生産者はブルゴーニュのドメーヌのようになりうるか?  13 Jun 2015 これはフィナンシャル・タイムズに掲載された記事のやや長いバージョンである。職人が作る91のシャンパーニュのテイスティング・ノートも参照のこと。 ジャニソン・バラドンのシリル・ジャニソン(Cyril Janisson;写真では昔のポスターを抱えている)がわざわざロンドンにまで飛んできて、自身のシャンパーニュをヴィントナーズ・ホールで出展したのは先月末のことだった。彼は「実は来ようって決めたのはつい昨... (続きを読む)

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