カテゴリ「Diploma受験生必読」の記事

A Mexican wave of wine 18 Mar 2017 この記事の短いバージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。バハ・カリフォルニアの特徴についてはテイスティング・ノートと詳細をこちらで確認して欲しい。 「こんなの以前はなかったんです!」このフレーズはカリフォルニア南部の沿岸をメキシコに向かって車で向かう間、5分に一回聞かされたものだ。私たちはバハ・カリフォルニアにあるメキシコのワイン産地へ、その名も素晴らしいワイアット・ピーボディ(Wy... (続きを読む)

新しいニュージーランド 4 Mar 2017 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。Mainly Martinborough, plus Kumeu River も参照のこと。 不安定な世界情勢は国際的な問題に限ったことではない。現代のワインの世界にもそれは投影され、今まで私が見たこともないほど比喩的にも、文字通りの意味でも流動的だ。時代に従って変化を遂げてきたとは言え、これまでは生産者も消費者もほぼ同じ方向を見... (続きを読む)

チリ~単一栽培の危険性 25 Feb 2017 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。テイスティング・ノートは Mainly Itata を参照のこと。 「我々が始めたのはある種の戦いで、時々映画のブレイブハートを思い起こしますよ。」ため息をつきながらボーヌで経験を積んだワインメーカー、フランソワ・マソック(François Massoc)はチリ南部で最近起こった山火事によって引き起こされた問題について話す。彼のメ... (続きを読む)

ロワールのバトンは託された 18 Feb 2017 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。Can you afford to ignore the Loire?も参照のこと。 私が出会うほとんどのワイン消費者の間で今の時代を強く反映する精神と言えば、おそらくは完熟して力強いワインが流行した一時期の流れに反発する形で、アルコールが高すぎず、樽の香りを感じない、フレッシュで生き生きとしたワインを求める動きだろう。彼らはさら... (続きを読む)

クリュッグに溺れる 11 Feb 2017 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。クリュッグ・グランド・キュヴェのブラインド比較テイスティングも参照のこと。 私を含めてシャンパーニュ愛好家に共通する不満は、シャンパーニュはヴィンテージが記載されていない限り(そしてそれを行うのはごく少数派だ)ボトルの中身が何なのか、たとえ生産者が毎年ブレンドを変えていたとしても知ることができない点だ。 ところが偉大なシャンパーニ... (続きを読む)

ポーランドの発展するワイン文化 4 Feb 2017 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 Wines with real Polishも参照のこと。 大人になってからのほとんどの期間を振り返ってみると、ヨーロッパで行ったことのない国はポーランドだけだった。ヨーロッパの他の国とは異なり、ポーランドではまともなワインを作っておらず、私から見るとそもそもワインを飲むことにすら興味を持っていないように思われていた。私の知る限... (続きを読む)

古酒をテイスティングする時は 21 Jan 2017 この記事のショート・バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。特に繊細な50本のワインに関するテイスティング・ノートはWallowing in 1928s, and other relicsを参照のこと。 5年もののワインと50年物のワインに大きな違いがあるのと同じで、古酒のテイスティングは若いワインのテイスティングとは大きく様子が異なる。 このことは昨年秋に6人でダイニングテーブル... (続きを読む)

ロイのすべて 19 Nov 2016 この記事の相当短いバージョン(半分以下の長さ)はフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 リバティ・ワインズのトップ、デヴィット・グリーヴ(David Gleave)はおそらくイギリスのワイン業界で最も人気があり成功している男だろう。だが彼にとってロイ・リチャーズ(Roy Richards)こそが理想のワイン商であり、自分の専門分野に関する比類なき知識と完ぺきさを兼ね備えた人物である。「私が最... (続きを読む)

ひしめきあう独立系ワイン商 5 Nov 2016 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 イギリスの独立系ワイン商によるザ・バンチ(The Bunch)は1993年、ワイン・ショップのジェロボアムを所有するレイトンズ(Laytons)のグラハム・チジー(Graham Chidgey)が提案し、最初のメンバー7軒が共同してイギリスのワイン業界で良心的なイメージを確立しようとしたのが始まりだ。これは当時顧客がプリムールで... (続きを読む)

捉えどころのないMで始まる単語 29 Oct 2016 この記事のやや短いバージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 今月初旬のある朝、ウェールズにあるアベリストウィス大学のひげ面の教授は58人のマスター・オブ・ワイン、マスター・オブ・ワイン研修生、そしてワイン愛好家お気に入りの概念を一刀両断に粉砕した。 地質学者であるアレックス・モルトマン(Alex Maltman)が理路整然とわかりやすく力説する通り、畑の地下にあるものとそこから生み... (続きを読む)

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