カテゴリ「Diploma受験生必読」の記事

舌にも財布にも嬉しいワイン 9 Jun 2018 この記事のショートー・バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 最近私は新聞のアンケートに対する友人の回答にくぎ付けになった。彼は自分のスーツがポール・スミスであつらえたもので、椅子はロン・アラッドのデザインだと自慢しているにもかかわらず、ワイン1本に25ポンド以上かけることには気が乗らないようだったからだ。彼はお気に入りのロンドンのリバー・カフェで食事をする際にはその上限を緩める... (続きを読む)

ブルゴーニュの地図を再起動すべき時 19 May 2018 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。2009 white burgundies reassessedも参照のこと。 ジャイルズ・バーク・ガフニー(Giles Burke-Gaffney)は高級ワイン商ジャステリーニ&ブルックスの仕入れディレクターだが、白のブルゴーニュの入荷が自身の顧客の保税倉庫分からも含め難しくなっていると感じている。「誰もが以前より早く消費してし... (続きを読む)

地理的表示に注力するリオハ 12 May 2018 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。Riojas old and newも参照のこと。 リオハは今勢いに乗っている。ある意味ワイン業界が低迷気味だったこの国は、ありとあらゆる新しい試みを開始した末に安定した売り上げの増加をかみしめている。ここ最近スペイン・ワイン生産者から聞かれていた最も大きな不満は平均価格があまりに低すぎることだったが、スペインの高級ワインの旗手、... (続きを読む)

スペインの古木とガルナッチャを救え 5 May 2018 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。Spain's new waveも参照のこと。 国際ぶどう・ぶどう酒機構(OIV)は統計データを集めるのが得意だ。彼らは最近主要なワイン生産国と各国で栽培されている品種の比較を公開したが、中には驚くべき結果もあった。例えばイタリアは固有品種の宝庫だ。最も栽培面積の広いサンジョヴェーゼですら、この国の総栽培面積のわずか8%しか占めて... (続きを読む)

クレグリー;オーストラリアのテロワール、控え目で長命 28 Apr 2018 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。The cool Macedon Ranges with Maxも参照のこと。 ブドウ栽培の教科書は畑の場所選定という重要な章を飛ばして、気候や地勢、水はけや水源について議論する傾向にある。しかし、消費者が製品そのものだけでなく経験に興味を持つようになってきたとされる現代の世界では、旅行者の手が届きやすいというのは有用な特性である... (続きを読む)

ブルゴーニュの代わりを務めるワインとは?  21 Apr 2018 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。A British assault on fine German Pinotsのテイスティング・ノートも参照のこと。 「私はいわば難民ですよ」先月ロンドンで開催されたワイン・テイスティングで、非常に身なりのいい参加者がそう述べ、深紅の液体が入ったグラスを回しながらこう続けた。「そしてすべての難民同様、私も傷ついています。ブルゴーニ... (続きを読む)

レバノンともう一人のセルジュ・ホシャール?  31 Mar 2018 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 難民キャンプ、ヒズボラのアジト、大麻農園、ベドウィン族、そして世界で最も美しく保存状態のよいギリシャ寺院。これらは脈絡のない混合物で、ダイナミックなワイン文化を生み出す環境とはなかなか結び付けることができない。 だがベッカー渓谷にあるこの寺院に起源2世紀に祀られた神はバッカス、つまりワインの神だ。最近の(その多くが悲劇的な)ニュ... (続きを読む)

距離を縮めるナパとボルドー 17 Mar 2018 この記事のショート・バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。Smart Americansも参照のこと。 先日ロンドンでのディナーで隣に座っていたのはブルゴーニュをこよなく愛する一流の弁護士だった。彼はカリフォルニア北部に移住することを決めており、すでにワイン産地に家を持っていると話していた。そのディナーに向かう前には、ワインを愛するスタンフォードの教授と全く別の打ち合わせをしてい... (続きを読む)

ワイン専門保管倉庫 10 Mar 2018 この記事のショート・バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。世界でどこにワインを補完すべきかも参照のこと。 イギリス人の間では今その信頼に曇りが見えているかもしれないが、我々が世界をけん引してきたものの一つがワイン専門保管倉庫だ。オリンピック種目のように市民権がないのは残念だ。 冷涼な気候と何世紀にもわたる高級ワイン貿易における実力、そして何よりも都合よく再利用された地下軍需貯蔵庫... (続きを読む)

ワインと科学の出会う場所24 Feb 2018 この記事のショート・バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 我々のほとんどはワインを娯楽やリラクゼーションと結びつけるものだが、世界中に存在する数百名の科学者にとって、それは毎日の勤務時間を使い頭の痛くなるほど詳細に研究する対象である。 例えばアメリカン・ジャーナル・オブ・エノロジー・アンド・ヴィテカルチャー誌に最も多く引用されている文献のタイトルには「Colorimetry o... (続きを読む)

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