カテゴリ「Germany」の記事

ドイツのピノ王国 9 Sep 2017 この記事のショート・バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。81本のシュペートブルグンダー(と15本のレンベルガー)のテイスティング・ノートとドイツの2015ヴィンテージに関する膨大なこのガイドも参照のこと。 ピノ・ノワール、すなわちブルゴーニュの赤ワイン用品種を最も多く育てているのはどの国だろうか?当然のことながら、フランスがその王座を占め、その総量はシャンパーニュでの栽培量の急... (続きを読む)

素晴らしい価格の素晴らしい白 10 Dec 2016 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 この12か月で私がテイスティングしたワインは8000を超えると思われる。その期間、ジャンシスロビンソンドットコムのテイスティング・ノートのデータベースに私が書いたのは6516件だ。ということは食事の際にテイスティングしたワインで記録をしていないものが数多くあるということである。昨年記事にしたすべてのワインのうち、2618件が白、... (続きを読む)

ピノ祭り 12 Nov 2016 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 赤のブルゴーニュは多くのワイン飲みを魅了する。できが良い場合は他にないほど快楽主義的な価格が付く一方、出来が悪かった場合に我々はブルゴーニュという完ぺきなゴールを目指す予測がこの上なく難しいレースで間違った馬に賭けてしまった自分が悪いのだと考える傾向にある。 赤のブルゴーニュに対するこの崇拝の念が広まった結果、世界中で数多の生産... (続きを読む)

ドイツの白~リースリング以外ならなんでも 17 Sep 2016 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 「1990年代、科学者やアドバイザーはみんな、リースリングを引き抜いてフランス品種を植えるようにと言ったんですよ。」フリードリヒ・グレーベ(Friedrich Groebe;写真は妻のマヌエラと共に)は最近、ライン川のほとりでポテトとソーセージ越しに私にそう言った。 私は毎年開催されるドイツのワイナリーのトップからなる組織VDP... (続きを読む)

この記事のやや短いバージョンはフィナンシャル・タイムズに掲載されている。220におよぶテイスティング・ノートもとマイケル・シュミット(Michael Schmidt)によるヴィンテージ・レポートも参照のこと。 5がつく年が(5で割り切れる年がヨーロッパのほとんどの地域で)良年であるという法則を作って以来、2015で最高なのはどの地域かを常に考えていることを白状しよう。 もちろん最近テイスティングし... (続きを読む)

ワインの節約術 12 Mar 2016 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズに掲載されている。 中身が伴わないのに価格が高いワインに思いをはせるのは難しいことではないが、私はより楽しい話題、すなわち常に中身に対して安い価格が付けられているワインについて深く論じたいと思う。 ボルドーほど価格と品質の関係がわかりやすい地域がない、という点に異論はない。1級シャトーは高級ブランドとしての地位を確立することに成功し、我々のようなワイ... (続きを読む)

ピーター・M・F・シシェル~CIAからブルー・ナンまで これはフィナンシャル・タイムズに掲載された記事のロング・バージョンである。 自叙伝の副題に「醸造者、囚人、兵士、そしてスパイ」という副題を付けられる人物が93歳になるニューヨークの重鎮、ピーター・M・F・シシェル(Peter M F Sichel)を置いて他にいようか。あるいは二種類のCIA-1つは言わずもがな、もう一つはカリナリー・インスティテュート・オブ・アメリカ(Culinary Insti... (続きを読む)

ドイツ系ピノ 28 Jun 2014 これはフィナンシャル・タイムズに掲載された記事のロング・バージョンである。また、オーストリアのトップ・ピノとトップ・ザンクト・ローレントについてはテイスティング・ノートも参照してほしい。 ブルゴーニュ赤の価格はボルドーに続いて天井知らずの上昇を続けている。このありがたくない成長を目にして、他の産地を検討する高品質ピノ・ノワール愛好家もいるだろう。オレゴン、カリフォルニア、ニュージーランド、オースト... (続きを読む)

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