カテゴリ「JancisRobinson」の記事

キウィのワイン、ブリクストンの活況 14 Jul 2018 この記事のショート・バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。テイスティング・ノートについてはNZ beyond Sauvignon and Pinotを参照のこと。 私がニュージーランドの北島東海岸にあるギズボーンの、ビオデナミで作られたヴィオニエを飲んでいる間、会場をレゲエの低音が揺らしていた。スパイシーなジャーク・チキンの香りが古い輸送用コンテナに流れ込んでいたが、そのコンテナ... (続きを読む)

ナパはどこまでグリーンか?  7 Jul 2018 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 フロッグス・リープ(写真)のジョン・ウィリアムスが1989年にナパ・ヴァレーでワインに関する有機栽培についての会議を企画した時、参加者は9名だった(「しかも7名は金を払って参加してもらいました」と彼は言う)。今月末、ナパ・ヴァレー・グレープグロワーズは7回目の有機栽培に関する同会議を開催するが、参加者の上限を120名に設定しなく... (続きを読む)

ソルデーラ、疑念をものともしない男 30 Jun 2018 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズに掲載されている。Tuscany April 2018も参照のこと。 自信の表れとはなんだろうか?米、オリーブオイル、サフラン、魚、シャルキュトリー、パルメザンチーズを自分が食事を楽しむ完璧なレストランに持ち込むことである、と言えるかもしれない。 数週間前、私はモンタルチーノの最も才能あるワイン生産者で御年81のジャンフランコ・ソルデーラにトスカーナ... (続きを読む)

新進のシャンパーニュ生産者となるには 23 Jun 2018 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。New wave champagnes 2018も参照のこと。 さてさて、近くにお越しなさい、シャンパーニュの昔話をしてあげよう。かつてそれは夢であり、優越感に満たされた贅沢の象徴だった。友人にそれを振舞う時は、相手がそれを魔法のように、そして自動的に他のどんなスパークリング・ワインより上質であることがわかるという前提で注ぐものだ... (続きを読む)

ラフィットの新たな女主人 16 Jun 2018 この記事のショート・バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。The Lafite Rothschilds celebrate 150 yearsも参照のこと。 コートジボワールの刑務所でのインタビューに1か月を費やす生活からシャトー・ラフィットの経営への転身は相当大きな変化に違いないが、31歳のサスキア・ド・ロートシルトはそれをやってのけた(写真は最愛のスムース・フォックス・テリア... (続きを読む)

舌にも財布にも嬉しいワイン 9 Jun 2018 この記事のショートー・バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 最近私は新聞のアンケートに対する友人の回答にくぎ付けになった。彼は自分のスーツがポール・スミスであつらえたもので、椅子はロン・アラッドのデザインだと自慢しているにもかかわらず、ワイン1本に25ポンド以上かけることには気が乗らないようだったからだ。彼はお気に入りのロンドンのリバー・カフェで食事をする際にはその上限を緩める... (続きを読む)

ブルゴーニュの地図を再起動すべき時 19 May 2018 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。2009 white burgundies reassessedも参照のこと。 ジャイルズ・バーク・ガフニー(Giles Burke-Gaffney)は高級ワイン商ジャステリーニ&ブルックスの仕入れディレクターだが、白のブルゴーニュの入荷が自身の顧客の保税倉庫分からも含め難しくなっていると感じている。「誰もが以前より早く消費してし... (続きを読む)

地理的表示に注力するリオハ 12 May 2018 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。Riojas old and newも参照のこと。 リオハは今勢いに乗っている。ある意味ワイン業界が低迷気味だったこの国は、ありとあらゆる新しい試みを開始した末に安定した売り上げの増加をかみしめている。ここ最近スペイン・ワイン生産者から聞かれていた最も大きな不満は平均価格があまりに低すぎることだったが、スペインの高級ワインの旗手、... (続きを読む)

スペインの古木とガルナッチャを救え 5 May 2018 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。Spain's new waveも参照のこと。 国際ぶどう・ぶどう酒機構(OIV)は統計データを集めるのが得意だ。彼らは最近主要なワイン生産国と各国で栽培されている品種の比較を公開したが、中には驚くべき結果もあった。例えばイタリアは固有品種の宝庫だ。最も栽培面積の広いサンジョヴェーゼですら、この国の総栽培面積のわずか8%しか占めて... (続きを読む)

クレグリー;オーストラリアのテロワール、控え目で長命 28 Apr 2018 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。The cool Macedon Ranges with Maxも参照のこと。 ブドウ栽培の教科書は畑の場所選定という重要な章を飛ばして、気候や地勢、水はけや水源について議論する傾向にある。しかし、消費者が製品そのものだけでなく経験に興味を持つようになってきたとされる現代の世界では、旅行者の手が届きやすいというのは有用な特性である... (続きを読む)

1  2  3  4  5