カテゴリ「JancisRobinson」の記事

ワイン不耐症にようやく光が 18 Sep 2021 Spotlight photo by Ahmed Hasan on Unsplash この記事のやや短いバージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。アレルギーと不耐症の違いについてはオックスフォード・コンパニオン・トゥ・ワインの「アレルギーと不耐症」の項も参照のこと。 ほぼすべてのワインボトルに記載されている「亜硫酸塩含有」という文言に疑問を抱いたことはないだろうか?また、一部の人は... (続きを読む)

エンポルダ~輝きを取り戻すカタルーニャの遺産 11 Sep 2021 この記事のやや短いバージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。現在入手可能な70以上のワインのテイスティング・ノートはEmpordà revisited を参照のこと。 カタルーニャ人はその文化の保護に情熱を注ぐ。その想いの強さはカタルーニャ北東部の自然と地質学的な独自性を取り戻すためにクラブメッドのバケーション用施設を全て排除してしまったほどだ。確かにオートキャンプ場よろしく景色の中... (続きを読む)

オーストラリア近況 4 Sep 2021 自ら招いた樽不足、新たな呼び名、原料調達先の変更、そして自己評価を高める安ワイン生産者。全てオーストラリアで起きていることだ。この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズに掲載されている。休暇から戻って4週間ぶりの記事だ。写真はリヴァーランド・ワインズの提供(Picture of Riverland vineyards courtesy of Riverland Wines)。対応するテイステ... (続きを読む)

満を持したオーストリアの赤 31 Jul 2021 その多くが品質の割に価格が安いオーストリアの赤ワイン。この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 パープル・ページャー(訳注:ジャンシス・ロビンソンドットコムの愛読者)ならよくわかっていると思うが、私はテイスティング・ノートを書く際、価格がわかっていれば(残念ながらいつもわかるわけではない)、お買い得(good value)と思ったものにはGV、超お買い得(very go... (続きを読む)

ボリビアの冒険 17 Jul 2021 はしご、シャットダウン、山の駐車場、脱臼した肩、検疫。これらは全て、ハルディン・オクルート(Jardín Oculto)の業務に関わる出来事だ。この記事のやや短いバージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 50歳のナヤン・ゴウダ(Nayan Gowda)はさすらいのワインメーカーだ。醸造に関わったのはジ・アイヴィーのシェフを務めたのち、30代半ばからだが、すでにオーストラリア、ニュー... (続きを読む)

涼しく楽しめる赤ワイン 10 Jul 2021 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。写真はオーストラリアの低アルコール・スペシャリスト、マク・フォーブス。 北米の西海岸と違い、今ヨーロッパは異常に雨が多く移り気な初夏の気候の真っただ中だ。そのためヴィニュロンたちはいつ何時でも動けるように待機し、その多くはブドウが特に弱いカビ病を防ぐために狂ったように農薬を撒いている。一方、近年のヨーロッパの夏を考慮すれば、7月と... (続きを読む)

太平洋を越えて運搬される空気 3 Jul 2021 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 ガラス瓶が二酸化炭素排出量に大きな影響を及ぼすことを知り、ローズマリー・ケークブレッドは自身がナパ・ヴァレーで作るガリカのワインに使う軽量ボトルの選択肢について調査を始めた。その徹底的な調査から得られた失望に満ちた結果を、彼女はメールでこう書いてよこした。「西海岸で入手可能なガラス瓶はその多くが中国製でした」。 アメリカの貿易デ... (続きを読む)

セレブのためのワイン 26 Jun 2021 セレブのセラーを潤沢に維持しなくてはならない3人の物語。この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。上の写真はソノマのワインメーカーからスターダムを駆け上がったジェシー・キャッツ。 ワイン・アドバイザーのダグラス・ブライドが初めての大口クライアントから7年前に請け負った最初の仕事は(訳注:女優でモデルの)エリザベス・ハーレイと共にプライベート・ジェットに乗ってファーンバラか... (続きを読む)

今、リオハの白も輝くべき時 12 Jun 2021 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。White rioja's evolutionも参照のこと。上の写真はコンティーノ・エステーとのブドウ。   この上なく公正な立場でワインを書く人間だって、一定のカテゴリーのワインに恋をすることはある。例えば私は1970年代にカリフォルニアで作られたワインが好きだ。一方で1990年代から今世紀初頭に作られた個性のない、超完熟のフル... (続きを読む)

進化するワイン用語 5 Jun 2021 ワイン用語はヨーロッパ中心主義すぎるのだろうか。この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 テレビの料理番組を思い起こしてほしい。その弱点はなんだろうか。間違いなく、料理を味わっている専門家たちがその料理の味を伝えようとする場面だろう。彼らの「美味しい」「うーん!」などという言葉だけでわかった気にならなくてはならないことがなんと多いことか。 私自身、痛いほどわかっているこ... (続きを読む)

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