カテゴリ「JancisRobinson」の記事

「ワイン・グレープ」の日本語版「葡萄品種大事典」が発売 9 Jul 2019 我々の重厚な著作の初めての外国語版が出版されたことを大変うれしく思っている。 「ワイン・グレープス」(今ではよく知られているので副題は必要ないだろう)の共著者である3人のJがつく人物、ジュリア、ホセ・ヴィーアモス(José Vouillamoz)、そして私はこれほどまでに包括的な、数々の受賞をしたこの書籍を翻訳する気になってくれる人物を探すのに長いこと苦労してきた。この本には我々が4年以上も費やし... (続きを読む)

ラフィットの作る中国ワイン、ついにお披露目 6 Jul 2019 長く待たれていた中国での船出に関するこの記事のショート・バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 シャトー・ラフィットはボルドーの1級シャトーの中で最も有名であり、世界のワインの中でも最も有名なものだと言える。もちろん、世界で最も早いスピードで成長を遂げ、最もブランドに注目し、偽ワインが横行する中国市場で最も知名度が高いことは言うまでもない。 そしてついにそのラフィットが11年もの... (続きを読む)

今こそドイツワインを買うべき時 29 Jun 2019 2018ヴィンテージは完璧な口実を用意してくれる。この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。400本以上に及ぶドイツ2018のテイスティング・ノートも参照のこと。 フランス人と結婚している友人が、彼女の誕生パーティのためのワインを選んでほしいと言ってきた。私のおすすめの一つだったアルザスの上質な白ワインは細長いフルート型のボトルが流行ではないという理由で却下された。 そう... (続きを読む)

ボージョレの新世代 22 Jun 2019 ガメイの王国は今、いい流れができているようだ。この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 ちょうど6年前、私はFrance's wine orphans - Muscadet and Beaujolais という記事の中でこれらのお買い得なワインたちが常に見過ごされ続けてきたために、産地の経済が成り立たなくなりつつあると嘆いた。 ミュスカデの品質と熟成のポテンシャルは大き... (続きを読む)

和食と合わせる飲み物は 15 Jun 2019 訳注;本記事はジャンシス来日時の経験をもとに書かれていますが、一部日本人から見て違和感のある表記および誤解が見られました。 そこで大橋MWの発言内容については大橋MWご本人に確認し、その意図を正確に反映した文章にして掲載をしています。そのため一部英語の表現と異なる部分があります。また、日本人から見て誤解があると感じた部分はジャンシス本人に確認し、原文そのものの修正をお願いし、それを反映した訳にして... (続きを読む)

ワインの温度を保つには 6 Apr 2019 2019年4月9日 気温が高い中でワインの温度を低く保つ方法について様々な提案が届いているので、この記事の最後に追加した。 2019年4月6日 ワインの提供温度に関するこの記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 地球環境が急速に悪化していく中でこのテーマを取り上げるのはあまりに自己中心的で浅はかなことと思われるが、そう言ってしまうと私がプロとして人生をささげてきた世界が浅... (続きを読む)

ソムリエたちの闘い 30 Mar 2019 世界制覇を争うソムリエの興味深い戦いに関するこの記事のショート・バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 若いデンマーク人女性がイタリアのロゼ・スパークリングをマグナム・ボトルから16客のグラスに均等に注いだことに心を掴まれた、とあなたが言ったら私はそれを信じないだろう。だが2週間前にアントワープで開催された世界ベスト・ソムリエ・チャンピオンシップは上質なスリラーと同じぐらい、私を... (続きを読む)

速度を落とす中国 16 Mar 2019 Image, and figures for the sale of Chateau Junding, courtesy of Decanter.com 中国の現実に光を当てたこの記事のショート・バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。テイスティング・ノートはChinese wine - some of the best を参照のこと。 中国東部にある山東省のシャトー君頂(上写真)... (続きを読む)

純粋な喜びを得られる2009 ボルドー、ただし相当の出費は必要 9 Mar 2019 この記事のショート・バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。ファー(訳注:ファー・ヴィントナーズ)とBIワインズが企画したテイスティングに基づく全222本に及ぶ詳細なテイスティングノートとスコア、2009左岸赤、右岸赤、甘口白それぞれの飲み頃については各リンクを参照のこと。 私は毎年の初めにトップ・ワインの数ヴィンテージをテイスティングするのだが、その際に同席するボルドー専門のワイ... (続きを読む)

イギリスのワイン~その命名は  2 Mar 2019 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 イングランドやウェールズの畑から作られるワインの品質がかつてより高くなってきているのは疑う余地もない。問題はそれを何と呼ぶかであり、できれば単一の名称に統一できた方が良い。 イングリッシュ・ウェルシュ・ワインだとどうも冗長だ。普通に考えられる答えとしては多くの思慮のないコメンテータが使ってきたブリティッシュ・ワインだ。だがこの用... (続きを読む)

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