カテゴリ「South Africa」の記事

もう一人のサディ 15 Sep 2018 この記事のショート・バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。David and Nadia spread their wingsも参照のこと。 ボルドーやブルゴーニュの価格が天を突き破る勢いで上昇するにつれ、本格的なワイン収集家たちが高級ワインの新たな供給源を求めるのは道理だ。この上なく過小評価されてきた南アフリカは新進の生産者たちが個性的で長期熟成可能な、まぎれもなく南アフリカを... (続きを読む)

なぜ安かろう良かろうがあり得るのか 28 Jul 2018 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 このあと4週間、ラングドックでの休暇に入る予定があるのだが、ロンドンの家を出ようとすると届くかのように思えるワインの山のテイスティングに忙しくしている(同情は期待していないが) 。 このようなテイスティングを行うと、ことワインに関しては価格と品質の間に直接的な関係はないという私の信念を改めて裏打ちする結果が得られる。あまりに多く... (続きを読む)

岐路に立つ南アフリカ 28 Oct 2017 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。最近のテイスティング・ノートについてはNew Wave South Africans と South African old-vine marvelsも参照のこと。写真はケープ・タウン空港近くのクロスロード黒人居住区で、ケープを初めて訪れた人々の多くがショックを受ける光景だ。 南アフリカのワイン業界は今、他にはない、そしておそらく... (続きを読む)

素晴らしい価格の素晴らしい白 10 Dec 2016 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 この12か月で私がテイスティングしたワインは8000を超えると思われる。その期間、ジャンシスロビンソンドットコムのテイスティング・ノートのデータベースに私が書いたのは6516件だ。ということは食事の際にテイスティングしたワインで記録をしていないものが数多くあるということである。昨年記事にしたすべてのワインのうち、2618件が白、... (続きを読む)

ピノ祭り 12 Nov 2016 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズにも掲載されている。 赤のブルゴーニュは多くのワイン飲みを魅了する。できが良い場合は他にないほど快楽主義的な価格が付く一方、出来が悪かった場合に我々はブルゴーニュという完ぺきなゴールを目指す予測がこの上なく難しいレースで間違った馬に賭けてしまった自分が悪いのだと考える傾向にある。 赤のブルゴーニュに対するこの崇拝の念が広まった結果、世界中で数多の生産... (続きを読む)

ワインの節約術 12 Mar 2016 この記事の別バージョンはフィナンシャル・タイムズに掲載されている。 中身が伴わないのに価格が高いワインに思いをはせるのは難しいことではないが、私はより楽しい話題、すなわち常に中身に対して安い価格が付けられているワインについて深く論じたいと思う。 ボルドーほど価格と品質の関係がわかりやすい地域がない、という点に異論はない。1級シャトーは高級ブランドとしての地位を確立することに成功し、我々のようなワイ... (続きを読む)

南アフリカ・ウーマン・イン・ワイン募集 16 Oct 2015 応募は今週10月23日に締め切られる。現在ワインの資格取得のために勉強中、あるいは既に南アフリカ以外のワイン業界で働いている女性は対象に南アフリカのトップ・ワイナリーで2016ヴィンテージの全てを体験するチャンスだ。食費も滞在費も提供される。 プレミアム・インディペンデント・ワイナリーズ・オブ・サウスアフリカ(訳注:PIWOSA)のウーマン・イン・ワイン・イニシアチブはステレンボッシュにあるジョー... (続きを読む)

プランBEE 25 Jul 2015 これはフィナンシャル・タイムズに掲載された記事のやや長いバージョンである。 タンディ・ワイン(Thandi Wines)を南アフリカで経営しているバーナン・ヘン(Vernon Henn;写真下)は、かつては自由の闘士だった。彼は1985年、高校生にして活動の首謀者だった当時を思い出して笑った。レンガや火炎瓶を投げつけていた頃の話をすると彼の目は輝いた。「それはもう、感情的でしたよ。わかるでしょう?... (続きを読む)

南半球のワイン、アメリカでの立場は 4 Jul 2015 これはフィナンシャル・タイムズに掲載された記事の別バージョンである。 独立記念日の週末は、アメリカの「独立した」思想について思いめぐらすのにいいタイミングだろう。この「独立した」思想とは特定のワインに対する思想を指す。私は2013年の暮れにニューヨークを訪問し、ワイン・ライター仲間が南半球のワインは時代遅れだと言うのを聞いて大きな衝撃を受けた。なんということか。南アメリカ全部??南アフリカも?オー... (続きを読む)

ケープの若手生産者の武器となるものは 11 Apr 2015 これはフィナンシャル・タイムズに掲載された記事のロング・バージョンである。「南アフリカに吹く変革の風(原文)」および「South Africa's exciting new wave」も参照して欲しい。 今年の初めにケープを訪問した私は、南アフリカワインの将来に期待と不安の両方を抱いた。 主にスワートランドに拠点を置く小規模で若手のワイン生産者たちの全く新しい集団が、心躍るような、それでいて南アフ... (続きを読む)

1  2